東京Vが助っ人アベック弾で2連勝、山形はOGで追いつくも一瞬の判断ミスが致命傷に
ゲキサカ / 2017年10月7日 20時9分
[10.7 J2第36節 東京V 3-1 山形 味スタ]
9位東京ヴェルディがホームで13位モンテディオ山形に3-1で競り勝った。前回対戦のリベンジを果たし、2連勝を達成。山形は4試合ぶりに得点が生まれたものの、J1昇格プレーオフ圏内が遠のく9戦勝ちなし(6分3敗)となった。
東京Vは前節・町田戦(3-1)からのスタメン変更はなし。一方、山形は前節・長崎戦(0-0)から2人を入れ替え、MF瀬沼優司が2試合ぶり、MF中村駿が6試合ぶりに先発復帰した。
4月15日に行われた前回対戦の第8節はホームの山形が1-0で勝利。今節も山形が主導権を握り、前半30分にMF佐藤優平が右足で放ったシュートが右ポストを叩くなど、相手ゴールに迫り続ける。
それでもワンチャンスを生かした東京Vが先制に成功。前半37分、PA手前右からMF安西幸輝が左足で低い弾道のシュートを打ち、GK児玉剛に弾かれたボールをゴール前のFWアラン・ピニェイロが左足で押し込んだ。
失点後もボールを保持する山形は前半43分に左CKを獲得する。キッカーの佐藤が右足でインスイングの緩いクロスを送ると、ニアの安西が頭で跳ね返そうとしたボールがネットを揺らし、オウンゴールで試合を振り出しに戻した。
不運な形で追いつかれた東京Vだったが、今度は逆に相手のミスで勝ち越し点を奪う。後半8分、敵陣の右サイドに上がったDF井林章がクロスを上げ、PA内のFWドウグラス・ヴィエイラが反応。DF西村竜馬とドウグラス・ヴィエイラの競り合いにGK児玉も加勢しようとしたが、飛び出しが中途半端となり、パンチングし切れず。先に頭で触ったドウグラス・ヴィエイラが留守になったゴールへ決め、2-1とした。
立て続けに後半18分、ドウグラス・ヴィエイラがスピードに乗ったドリブルで右からPA内中央へ切れ込み、左足のシュートでニアを破る。ドウグラス・ヴィエイラはこれで今季15得点目。2戦連続ゴールで今季16得点としたアラン・ピニェイロも含め、東京Vがブラジル人FWのアベック弾で3-1の快勝を飾った。
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