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「その時が来た…」イタリアが誇る“稀代のレジスタ”ピルロが12月に現役引退へ

ゲキサカ / 2017年10月8日 18時43分

アンドレア・ピルロが契約が満了する12月に現役を引退するようだ

 イタリア代表が誇る“稀代のレジスタ”、MFアンドレア・ピルロ(38)が現役引退を決意したようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 正確無比な長短のパスでゲームをコントロールし、的確な状況判断を可能とする高度な戦術眼を持ち合わせ、フリーキックの名手として知られるピルロ。1995年に地元ブレシアでプロ生活をスタートさせると、インテルやミラン、ユベントスといったセリエAを代表するビッグクラブを渡り歩き、数々のタイトル獲得に貢献してきた。さらにイタリア代表としては、116試合に出場し、2006年には母国を世界王者に導いていた。

 同紙によると、2015年7月からプレーしているアメリカMLSのニューヨーク・シティとの契約が満了する12月をもって現役を引退するようだ。同紙のインタビューでピルロは、「その時が来たと思っている。毎日、身体に問題を抱えていて、思うように練習ができないんだ。でも、僕の年齢からすれば十分だ。50歳になるまで永遠に続けることはできない」と現状を明かし、現役引退を表明した。

 また、引退後について「まだわからないよ」と語るピルロ。「僕は12月にイタリアに戻るつもりだ。(今後について)アイデアがあるけど、決定するまで時間が欲しいね」と明言は避けた。
●セリエA2017-18特集

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