トップ下よりも…香川「インサイドハーフのほうがフィットする」
ゲキサカ / 2017年10月8日 20時19分
日本代表は8日、横浜市内で練習を行い、10日のキリンチャレンジ杯・ハイチ戦(日産ス)に向けて調整した。練習は冒頭部分のみ公開され、左太腿裏痛で別調整が続いていたFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)も練習に合流した。
コンディションに不安はない。6日のニュージーランド戦(2-1)後の記者会見でハリルホジッチ監督から「彼のトップフォームではない。本人にも本来のレベルを取り戻してほしいと要求した」と指摘されたMF香川真司(ドルトムント)。しかし、本人は「コンディションは悪くない。ドルトムントでもいいトレーニングができている」と否定し、「もちろんコンディションは一方的に上がっていくと思っているし、そこは自信を持っている」と力説した。
4試合ぶりに先発したニュージーランド戦ではポスト直撃のシュートを放つなど、チャンスに決め切れなかった。期待も大きいだけに周囲からは批判の声も挙がるが、「代表はそういう場。結果が出なければ言われる世界。でも、大事なのは自分自身がどうするか。点が入らなかろうが、何を言われようが、関係ない。次の試合でしっかり決められればいい」と、常に前を向いている。
ニュージーランド戦では4-2-3-1のトップ下に入ったが、4-3-3が基本布陣となりつつあるハリルジャパンでは「インサイドハーフのほうがフィットするんじゃないかという感覚を得ている」という。「そっちのほうが攻守両方でバランスがいい。3トップがこのチームの特徴ならその後ろからフォローもできる」と考えている。
4-3-3のインサイドハーフなら今回のメンバーではMF井手口陽介やMF山口蛍、MF倉田秋らと横並びになる可能性がある。「ドルトムントでもそうだし、だれとやっても自分の良さを出せる選手じゃないと上には行けない」と話す香川だが、ニュージーランド戦で初めて同時にピッチに立った井手口については「アグレッシブで、前にも行ける選手」と指摘。「やるにつれて自信も得ていると思うし、オーストラリア戦もすごかった。それは証明しているし、試合を重ねれば、お互いをより分かり合えると思う」と、一緒にプレーすることが楽しみな選手の一人でもあるようだ。
この日、練習前には古巣のC大阪がルヴァン杯で決勝進出を決め、初タイトルに王手をかけた。試合を見ていたという香川は「セレッソの選手もいたので、最後に決めたときはみんな喜んでいた。初めてのタイトルを取ってほしいし、応援しています」と笑顔をのぞかせた。
(取材・文 西山紘平)
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