福岡慎平は負傷退場も「問題ないっす」結束強めた初戦前夜のミーティング
ゲキサカ / 2017年10月9日 14時3分
[10.8 U-17W杯インド2017 日本6-1ホンジュラス]
ヒヤリとした場面だった。ホンジュラス戦終盤に左足を痛めたMF福岡慎平(京都U-18)は後半41分にピッチの外へ。日本はすでに交代枠を使い切っていたため、残り時間を10人で戦うことになった。
状態が心配されたが、ミックスゾーンに姿を見せた福岡は「問題ないっす」と笑顔。1日に行われた御前崎合宿の練習試合2本目でも右足ふくらはぎを打撲して担架で運び出され、その場には緊張が走ったが、問題なくインドの事前キャンプに入っていた。
“ホンジュラス対策”が奏功。試合前の練習ではボランチを釣り出し、背後に空いたスペースを使う連動性の確認を行っていた。「ホンジュラスは前から僕たちボランチをはめてきた中で、FWの前にスペースが空いていた。宮代(大聖)選手が背後に抜けてチャンスがたくさん生まれていたので、ホンジュラス対策をやってきてよかったと思います」。
自身は真ん中からサイドに流れることで、「裏に抜ける動きをしながらボールに関わるようにした」。4-1で迎えた後半6分にはFW久保建英(FC東京U-18)の浮き球パスが入り、「前にチャンスがあった」と抜け出した福岡がPA左のゴールライン際から折り返し、宮代の強烈ヘッドをアシストした。
燃える初戦の前夜には選手同士でミーティングを行った。「昨夜、みんなでミーティングをして、ホンジュラス戦に懸ける思いとか、ここに来られなかった瀬古歩夢の気持ちとか、いろんな話をした」。チーム発足から主力として歩んできたDF瀬古歩夢は負傷でメンバー外。また、ベンチには6日に無念の負傷離脱が決まったFW斉藤光毅(横浜FCユース)のユニフォームも飾られた。
「初戦のホンジュラス戦は絶対に勝って勢いに乗っていこうと話をしてきた中で6点取ることができた。次のフランス戦も自信を持って臨めるんじゃないかなと思います」
この日、フランスはニューカレドニアに7-1で大勝しており、11日に行われる次戦がグループ最大の山場となる。中2日のハードな日程になるが、「チャレンジャー精神を持って攻撃的なサッカーをして、次の試合も得点を取ってしっかり予選突破を決められるように、チーム一丸となって戦いたい」とキャプテンは連勝を誓った。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-17W杯インド2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
C大阪内定FW古山兼悟に待望のインカレ初弾!! 大阪体育大が逆転8強、最後はJ2山口内定の主将DF峰田祐哉も初出場「出る、出ないは関係なくチームのために」
ゲキサカ / 2024年12月19日 5時30分
-
1年前の悔しさ、「平さんを笑顔で...」がエネルギーに。浦和ユースがタフな戦いをPK戦の末に制し、プレミア昇格!
ゲキサカ / 2024年12月13日 23時24分
-
プレミアプレーオフ初挑戦の富山U-18が札幌U-18を1-0で撃破!初昇格へ、2回戦で対戦の因縁の相手に成長を示す
ゲキサカ / 2024年12月7日 13時28分
-
U-17高校選抜が夏からCBへ転向し、堅守を構築。京都橘DF宮地陸翔主将は「チームのために」をプレーで表現
ゲキサカ / 2024年12月4日 22時53分
-
選手固定は「降格を避けることが目的」 電撃復帰で苦戦も…やっと出せるスコルジャの色
FOOTBALL ZONE / 2024年11月28日 15時26分
ランキング
-
1大谷翔平の“敗北”に「これ以上の間違いはない」 ジャッジ派の炎上司会者すら異議
Full-Count / 2024年12月26日 20時32分
-
218歳日本人が“3億円超”「凄い」「抜けてる」 3か月で価値急上昇…ロス五輪世代1位に
FOOTBALL ZONE / 2024年12月26日 19時10分
-
3早田ひな、Tリーグに今季初出場 左手首のけがから回復途上
共同通信 / 2024年12月26日 21時16分
-
4中日退団…元首位打者の決まらぬ去就 出場激減も溢れる待望論「電撃とかないかな」
Full-Count / 2024年12月26日 17時27分
-
5本田圭佑、カズとの共演に興奮「レジェンドすぎて…」…自身考案の「4v4」大会の特別マッチ
スポーツ報知 / 2024年12月26日 23時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください