初先発初ゴールにも笑顔なし、杉本「もっと決められた」
ゲキサカ / 2017年10月11日 5時15分
[10.10 キリンチャレンジ杯 日本3-3ハイチ 日産ス]
到底、満足いく結果ではなかった。初先発で初ゴールを記録した日本代表FW杉本健勇(C大阪)だが、「前半はチャンスが多かったし、もっと決められた。反省する点のほうが多い」と笑顔はなかった。
国際Aマッチ3試合目の出場で初先発。1トップの位置に入り、前半7分にはポストプレーから先制点の起点となった。同17分にはMF倉田秋のシュートをGKが弾いたこぼれ球に反応し、左足ボレー。シュートはジャストミートしなかったが、ワンバウンドしたボールにGKは反応し切れず、ゴールネットを揺らした。
シュートは狙いどおりだったかという質問に「どう見てもたまたまでしょ」と苦笑いした杉本は「でも、ああいうところで決める、決めないで大きく変わる。どんなゴールでもいいと思っていたし、それが結果に結びついて良かった」と、記念すべき初ゴールに安堵した。
しかし、2-0とリードしてからチームは受け身に立ち、ハイチの反撃に浮き足立った。杉本自身、前半27分にDF長友佑都のクロスに合わせたヘディングシュートは当たり損ねとなり、同39分のミドルシュートも枠を捉えられなかった。
結局、2-2の同点に追いつかれたあとの後半19分にFW大迫勇也と交代。その表情は厳しく、「まったく満足することはないし、点を取ったからといって何も変わらない。チームの勝利につながらないと意味がない」と、アピールに成功したという思いはなかった。
「新しいメンバーが入って、こういう結果になったのは悔しい」。6日のニュージーランド戦(2-1)から先発9人を入れ替え、これまで出番の少なかった選手にチャンスが与えられた。しかし、結果は3-3。後半アディショナルタイムに途中出場のMF香川真司のゴールで追いつくのが精いっぱいだった。
「1点しか決められなかった。あと2点くらい取れるチャンスはあった。そこは技術的な問題。もっとレベルを上げたい」。初ゴールを喜ぶよりも、他にあったチャンスで決め切れなかったことを悔やんだ。
(取材・文 西山紘平)
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