“7点差以上での勝利”は厳しかった…ロッベンの前半2発にとどまりオランダはW杯出場逃す
ゲキサカ / 2017年10月11日 5時43分
[10.10 W杯欧州予選 オランダ2-0スウェーデン]
W杯欧州予選の最終節が10日に行われた。グループAのオランダ代表はホームでスウェーデン代表と対戦し、2-0で勝利。しかし、“7点差以上での勝利”とはならず、2002年大会以来の予選敗退となった。一方でスウェーデンは2位でプレーオフに出場する。
勝ち点19で2位のスウェーデンと、勝ち点16で3位のオランダの一戦。オランダが逆転で2位に浮上するためには、得失点差で『12』、総得点では『7』離れているため、7点差以上をつけて勝利しなければならない。一方、結果次第ではスウェーデンが勝ち点1差で首位に立つフランスをかわして本大会出場を決める可能性も残している。
試合は前半16分に動いた。オランダは相手のハンドでPKを獲得し、これをFWアリエン・ロッベンがチップキックで正面右に決め、まずは先制に成功する。さらに26分にはMFジョルジニオ・ワイナルドゥム、31分にはFWライアン・バベルがFKから惜しいシュートを放つなど、スウェーデンを圧倒する。
早い時間帯に追加点が欲しいオランダは前半40分、左サイドからバベルが中央へ折り返すと、ロッベンがペナルティーアーク手前からダイレクトで左足を一閃。GKから逃げるような回転がかかったシュートがゴール右を捉え、2-0とした。
オランダは後半開始からFWフィンセント・ヤンセンを下げてFWバス・ドストを投入。残り45分で5点を狙いに行く。だが、前半のようにロッベンが思うようにシュートが打てず、決定的な場面を作り出すことができない。26分にはDFダリル・ヤンマートとMFデイビ・クラーセンをピッチに送り込む。
しかし、オランダは後半に追加点を奪うことができず、2-0のままタイムアップ。最終節を白星で飾ったが、突破への条件はあまりにも厳しいものだった。
オランダは3位に終わったブラジルW杯を最後にルイス・ファン・ハール監督が退任し、フース・ヒディンク氏が2度目の指揮官に就任。しかし、EURO予選での成績不振により2015年6月にヒディンク氏と契約を解除し、コーチだったダニー・ブリント氏が昇格した。だが、EURO本大会出場は叶わず、W杯予選でも5試合を終えて2勝1分2敗と苦戦し、またも監督交代。今年5月からディック・アドフォカート監督が指揮したが、EUROに続いてW杯出場権も逃してしまった。
●ロシアW杯各大陸予選一覧
●ロシアW杯欧州予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
埼玉王者・正智深谷、8年ぶり全国で初戦突破!! 県予選から5戦連続1点差「粘り強いのが今年の良さ」
ゲキサカ / 2024年12月31日 12時59分
-
サウジアラビア代表、今回はFIFAランキング158位の圧倒的格下イエメンにギリギリ勝利…90+3分にかろうじて逆転
超ワールドサッカー / 2024年12月27日 20時30分
-
弱体化するサウジアラビア代表…概ねフルメンバーもガルフカップ初戦でW杯最終予選同居のバーレーンに敗れる
超ワールドサッカー / 2024年12月23日 20時52分
-
FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月11日 9時26分
-
監督交代、主力流出、残留争いも…浦和の強化手腕に課題、積み上げは「果たされているのか」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月9日 11時10分
ランキング
-
1涙の棄権…大坂なおみは「なんと不運」「信じられない」海外悲痛 ただ「全盛期に戻りつつある」次戦に期待も
THE ANSWER / 2025年1月5日 16時3分
-
2“大谷効果”でド軍がっぽり190億円 韓国市場も拡大か…逸材移籍で米記者指摘
Full-Count / 2025年1月5日 11時55分
-
3「大変危険ですので…」呼びかけ無視 中国人インフルエンサーが箱根5区で車道ラン&併走撮影で炎上→謝罪
スポニチアネックス / 2025年1月5日 10時33分
-
4マエケン語った!名球会入りまで35勝「引退を考えるタイミング…ここしかない」 親友への思いも
スポニチアネックス / 2025年1月5日 15時20分
-
5中日応援番組で西武・源田壮亮登場企画が全カット 不倫騒動の影響でお蔵入りか
東スポWEB / 2025年1月5日 17時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください