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「今年は守備のチーム」の“ドリブル軍団”中央学院、テクと好守で6-0発進:千葉

ゲキサカ / 2017年10月11日 7時36分

 10分、左サイドからパス交換によってPAへ切れ込んだ福田が、ルーレットターンをしながらのラストパス。ボールを受けたFW日野仁太が、こちらも鋭いターンで相手のタイミングを外しながら右足シュートを放ち、3-0とした。

 「今年は守備が特長」とは言え、足技優れた選手たちが並ぶ中央学院はともに注目のテクニシャンである永井と清野を中心に、相手の逆を取るドリブルでDFを剥がしながら前進。31分には「後半は相手もバテて足も止まって、ドリブルとかでみんなで崩すことができたと思う」という永井が十分すぎるほどのキープでDFを引きつけてから出したスルーパスで日野が抜け出し、4点目のゴールを決める。

 健闘していた東邦大東邦の足が止まり、試合終了間際もチャンスを作り続ける中央学院はアディショナルタイム、日野のループパスから1年生MF古山颯雅が豪快な右足ボレーを決めて5点目。直後にも永井の仕掛けからパスを受けた日野が、再びターンしながらの右足シュートをゴールへ突き刺してゴールラッシュを締めくくった。

 快勝した中央学院だが、永井は守備面について、「もう一歩速くして蹴らせないくらいやらないといけない」と指摘。また清野は「コンビネーションを高めてパスを受ける人の選択肢が何個もできるようにしていきたい」と課題を口にしていた。

 目標はもちろん、全国出場。清野は「自分たちらしいサッカーをしていたら自然と勝てると思うので、緊張とかせずに自分たちのサッカーをしたい」と力を込めた。千葉で異彩を放つ“ドリブル集団”はやってきたことを迷うこと無く表現し続けて、激戦区・千葉を勝ち抜く。 

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

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