ユース取材ライター陣たちが推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2017年10月13日 7時40分
MF稲見哲行(矢板中央高)
「ボール奪取力と展開力が光る矢板のボランチ。激しい当たりでボールを奪うと華麗なターンでプレスを剥がし、ロングキックでサイドに展開。前線に上がると得意のミドルでゴールを狙う。強さと高さのあるヘディングはセットプレー時には相手の脅威となる」
MF島田直弥(市立長野高)
「ピッチ中央に君臨する“市立長野の心臓”。ボランチの位置でボールを受けての選択肢が豊富で、大きなサイドチェンジのパスを相手のいないスペースに出したり、湘南内定の新井光とのコンビネーションで中央を崩したりと、アシストの一歩手前のパスを効率よく出せる選手」
MF中田怜冶(旭川実高)
「スピードと突破力が抜群の“北海の疾風”。右サイドをドリブルで駆け上がり、相手DFを置き去りにしてのクロスが持ち味だが、味方にボールを預け、マークを剥がしてリターンをもらうことも得意。小気味良い仕掛けを繰り返すことで観客を味方につけ、『あいつにボールが渡ると何かが起こる』という空気を作れる選手」
MF神田凜星(静岡学園高)
「小柄で巧みでキレがある、いかにも静学らしいテクニシャン。加速と減速、ターンとストップを繰り返す細かいドリブルで相手を振り切るプレーに加えて一撃必殺のスルーパスも武器。試合から消えている時間帯もあるけれど、上手く中盤でスペースを見つけてボール持つと怖い存在」
FW桜井潤人(武南高)
「変幻自在のドリブルで相手を翻弄するテクニシャン。最前線よりちょっと下がった位置でボールを受け、スラロームのようなドリブルでスルスルと相手をかわしてシュートまで行ける。右足アウトサイドでの洒落たパスやワンツーを受ける動きなど狭い局面での打開力が高い」
FW森賢太郎(大東文化大一高)
「速さとテクニックを兼備したドリブルで相手CBを正面からぶち抜く“大東のスピードスター”。ストライドが広くどんどんとスピードが乗っていくドリブルは独特。裏に出されたボールへの反応も早い。その速さを生かしての追い込みで相手DFからボールを奪うプレーも再三見せる」●【特設】高校選手権2017
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