[東海]最下位・静岡大が2位・中京大を破り降格圏脱出!4発完封の静産大は首位キープ:第16節
ゲキサカ / 2017年11月7日 9時49分
第56回東海学生サッカーリーグ1部の第16節が10月7日、9日に各地で行われた。首位・静岡産業大は4発完封の後期5連勝。首位を追う上位陣は2位・中京大が最下位・静岡大に敗れるという波乱が勃発。一方、3位・常葉大学浜松キャンパスは順当に後期5連勝、前節引き分けで順位を4位に落とした東海学園大も勝利を収めている。
首位・静産大は8位・中部大に4-0で勝利。前半にFW國井息吹(3年=開始学園JSC高)が2得点を決めて前半を折り返す。後半3分にはMF小寺将意(3年=静岡学園高)が右足シュートで3点目。同21分にはFW上地英喜(3年=前橋育英高)のカットからFW遠山拓民(3年=甲府U-18)がダメ押しの4点目を決めた。遠山は今季10点目で得点ランク2位となっている。
常葉大浜松は名古屋商科大と対戦した。前半14分、MF金井良樹(2年=青森山田高)のクロスをMF土井智之(2年=神戸弘陵高)が右足ダイレクトで決めて先制に成功すると、同26分に再び金井のクロスからFW濱田駿(4年=浦和東高)がヘディングシュート。前半を2-0で折り返す。
後半10分には土井がFKを直接決め、今季8点目となるこの試合2点目をマーク。同21分、MF野中新史(1年=神戸弘陵高)がこぼれ球を押し込み、ダメ押しの4点目で試合終了。常葉大浜松は4-0で勝利して後期5連勝をキープした。
前節に引き分けて上位陣から一歩遅れた東園大は四日市大と対戦した。前半15分、MF児玉駿斗(1年=中央学院高)の右足シュートで先制するが、そこからは両者打ち合いの拮抗状態に。再びスコアが動いたのは終盤、FW山田哲也(4年=日本航空高)の2アシストから後半39分にFW榎本大輝(3年=中央学院高)が、同42分にはFW神谷椋士(2年=東海学園高)が得点を決め、3-0で勝利を収めた。
第9節から7連勝の2位・中京大は第2節以降勝利がない最下位・静岡大と対戦。互いにシュート数が少ない中で前半を折り返すと、後半に静岡大がチャンスをつかむ。後半27分、MF大島拓馬(3年=瑞陵高)の起点からFW内海徹也(4年=川和高)がクロス。中央のMF結城海太(2年=宇治山田商高)が冷静に右足シュートで決勝弾を決め、最下位・静岡大が2位・中京大から1-0で勝利を収めた。
前節に均衡が崩れた上位レースは今節も波乱が起きた。静産大は首位キープで勝ち点39に、連勝キープの常葉大浜松は首位と勝ち点差2のまま2位に浮上。2試合ぶりに勝利を収めた東園大は3位へ順位をひとつ上げている。8試合ぶりの黒星となった中京大は首位との勝ち点差5となり、2位から4位に順位を下げた。
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