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復活の主将が延長同点弾!J1柏と提携3年目、千葉制覇狙う日体大柏がPK戦の末に千葉明徳撃破!

ゲキサカ / 2017年10月14日 22時23分

 試合は0-0のまま延長戦へ突入。その前半3分に千葉明徳がスコアを動かす。右サイドから作ったチャンスはラストパスが合わなかったものの、左MF内金崎陸人(2年)を起点に攻め直すと、右中間でボールを受けた野澤が縦への動きでDFを振り切って右足シュートを叩き込む。我慢強く戦った千葉明徳がリードを奪った。

 追い込まれた日体大柏は直後に高橋を投入。左膝の負傷によって3か月間実戦から遠ざかっていた主将が期待に応える。延長後半1分、有坂の左クロスにファーサイドからDFの前に飛び込んだ高橋の渾身ヘッドがゴールに突き刺さり、同点に追いついた。

この後作ったチャンスを活かすことができなかったものの、日体大柏は1-1で突入したPK戦で高橋からDF白木玲二(3年)まで4人連続で成功。後攻・千葉明徳の3人目が外したのに対し、日体大柏は5人目の右DF藤本葉(3年)もしっかりと決めて5-3で勝利した。

 激戦区・千葉制覇、そして日本一を目指す日体大柏は8月に5-4-1の新システムを採用。GK森川は「まだ春先のときではハマったりした時に変えることができなかった。5バックにしてもらったおかげで自分たちもやりやすくなりました」と語っていたが、守備を安定させつつ、攻撃時には両サイドDFがSHのようなポジショニングから攻める戦い方に選手たちも自信を深めつつある。

 インターハイ予選準決勝で0-1で敗れた流通経済大柏高に雪辱し、全国へ出場するためにより質を高めるだけ。インターハイ予選を欠場した主将の復活もチームにとって非常に大きい。酒井監督は「もっとできる。もっと皆さんに良いサッカーを見せられるようにしたい」と語り、高橋は「自分たちはこういう苦しい時とかに負けない力強さだったり、勢いに乗った時に誰にも止められないようなパワーがあるので、次、その次も勝って、そして流経と市船倒して、目標は日本一なのでそこも通過点としてしっかり勝っていきたいです」と意気込んだ。柏から派遣されている酒井監督の下、“レイソルアカデミー”の一つとして強化してきた日体大柏が名門校の壁を破って、千葉を制す。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

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