中村敬斗が大会4ゴール目も喜び半減「点を取ったのは嬉しいけど…」
ゲキサカ / 2017年10月15日 5時12分
[10.14 U-17W杯インド2017 E組第3戦 日本1-1ニューカレドニア]
決勝トーナメントを見据え、先発9人を入れ替えて臨んだ第3戦。7日間で3試合を消化する過密日程の中、FW中村敬斗(三菱養和SCユース)はチーム唯一、3試合連続の先発を飾った。疲労は蓄積していたはずだが、「きつくはなかった。うれしかった」。大舞台での経験をまたひとつ積んだ。
立ち上がりから右サイドを制圧した。前半7分、左SBジョシュエ・ウェレペンの前に体を入れてインターセプトし、相手DFのスライディングをかわして右からカットイン。スピードを上げてPA内右を縦に仕掛けて2人目のDFを振り切ると、右足シュートでニアを破った。
チーム最多を更新する大会4ゴール目で先制に成功。世界大会で堂々の結果を残しているが、「得点を決めている試合はグループリーグだし、フランス戦では取れていない。強いところから取れてこそだと思う」と満足しない。
マッチアップで完勝した左SBを前半20分に早くも途中交代へと追いやった。その後も勢いは止まらず、守備網の間をドリブルでするすると抜け、相手ゴールを強襲。前半35分にも右足の反転ボレーで決定的なシュートを放ったが、相手DFのスーパークリアに阻まれる。チャンスを逸して追加点は奪えず、「前半にもっといい形でゴールが取れていたら後半もっといい試合運びができたかなと思います」と悔しさをにじませた。
後半9分に左足を痛めてピッチに座り込み、負傷交代。森山佳郎監督は「もうちょっと引っ張る予定だった」という。チームは終了間際に同点に追いつかれ、2戦2敗の最下位相手にまさかのドロー。E組2位で決勝トーナメント進出を決めたものの、「点を取ったのはうれしいけどチームとして勝てなかったのは課題」と喜びは半減だった。
(取材・文 佐藤亜希子)
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