ドルトムント、ホームで2年半ぶりの敗戦…ライプツィヒに屈し今季初黒星
ゲキサカ / 2017年10月15日 3時36分
[10.14 ブンデスリーガ第8節 ドルトムント2-3ライプツィヒ]
ブンデスリーガは14日、第8節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでライプツィヒと対戦し、2-3で敗れた。香川は2試合ぶりのベンチスタート。チームが退場者を出したことも影響し、4試合ぶりの出番なしに終わった。
試合は立ち上がりから激しく動いた。ドルトムントは前半4分、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが相手のバックパスに詰めてボールをカット。そのままドリブルで持ち込み、GKとの1対1から落ち着いて右足でゴール右隅に流し込んだ。
しかし、昨季ブンデスリーガ初昇格で2位と躍進したライプツィヒも負けていない。前半8分のFWジャン・ケビン・オギュスタンのシュートはGKロマン・ビュルキに右足1本で防がれたが、同10分、中央後方からのFKをDFマルツェル・ハルステンベルクが頭で落とし、MFマルツェル・ザビッツァーがヘディングで同点ゴールを叩き込んだ。
さらに前半25分、ライプツィヒはMFブルマがドリブルで左サイドを突破。DFジェレミー・トルヤンをかわして深い位置までえぐると、ゴールラインぎりぎりを中に切れ込んでゴール前に折り返し、FWユスフ・ポウルセンが左足で押し込んだ。
1-2と逆転を許したドルトムントは後半開始からMFヌリ・サヒンとトルヤンを下げ、MFユリアン・バイグルとMFクリスティアン・プリシッチを投入。システムも3バックに変更して反撃を狙ったが、その矢先にまさかのアクシデントが待っていた。
後半開始早々の2分、ライプツィヒはPA内に切れ込んだオギュスタンがDFソクラティス・パパスタソプロスに倒され、PKを獲得。しかもパパスタソプロスは一発退場となった。オギュスタンが自らPKを決めて3-1。ドルトムントは2点を追う展開になったうえ、数的不利の状況に立たされた。
ドルトムントは後半6分、最後の交代枠でMFマキシミリアン・フィリップに代えてDFマルク・バルトラを投入。3バックを継続し、10人で反撃に出た。すると後半11分、ライプツィヒのDFシュテファン・イルザンカーが2枚目の警告で退場。互いに退場者を出し、試合は10人対10人となった。
後半16分にはドルトムントにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が“味方”した。オーバメヤンがPA内でDFダヨ・ウパメカノと交錯し、転倒。主審は一度はプレーを流していたが、VARからの助言を受け、タッチライン横のモニターで映像を確認した結果、PKのジャッジを下した。後半19分、オーバメヤンがこのPKを自ら決めて2-3。1点差に追い上げ、一気に同点ゴールを目指した。
終盤はドルトムントがボールを保持し、ライプツィヒ陣内に攻め込む時間が続いたが、3点目が遠い。後半39分、MFゴンサロ・カストロの右FKにFWアンドリー・ヤルモレンコが頭で合わせるが、GKの正面。後半アディショナルタイムには相手のミスを突いたオーバメヤンが決定機を迎えるが、シュートはGKのビッグセーブに阻まれ、こぼれ球に詰めたヤルモレンコのシュートは枠を捉えられなかった。
結局、試合は2-3のままタイムアップを迎え、ドルトムントは今季8戦目で初黒星を喫した。ホームでの無敗記録も41試合でストップ。本拠地シグナル・イドゥナ・パルクでの敗戦は15年4月4日のバイエルン戦(0-1)以来、約2年半ぶりとなった。
●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
首位町田、下位湘南相手に痛恨黒星…新戦力相馬のシュートはクロスバー直撃
ゲキサカ / 2024年8月11日 19時58分
-
MF宮本英治のJ1初ゴールも… アルビレックス新潟 ジュビロ磐田に追いつかれて引き分け 明治安田J1第25節
BSN新潟放送 / 2024年8月7日 21時12分
-
川崎Fが数的優位を生かして快勝、今季初の連勝‼神戸は2人退場で試合にならず痛い敗戦
ゲキサカ / 2024年8月7日 21時3分
-
PK失敗につながった?…ピッチで見せた「したたかさ」 日本代表OBが称賛した“時間稼ぎ”【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月28日 19時30分
-
ルキアンがハット達成の湘南、今季最多5ゴールで大勝! 磐田は前半の退場者が響き今季最多失点
ゲキサカ / 2024年7月14日 21時15分
ランキング
-
1北口榛花が背負った“奇跡の1枚”に驚きの声 金メダル後に偶然撮影、日の丸の形が「なんというミラクル」
THE ANSWER / 2024年8月11日 14時3分
-
2鈴木優花 笑顔の6位入賞!夢舞台で自己ベスト「とても楽しかったです!」 一山麻緒は51位
スポニチアネックス / 2024年8月11日 17時25分
-
3清岡幸大郎 ノーシードから金メダル!日本レスリング界の“元気玉”23歳がパリ16日間連続メダル決める
スポニチアネックス / 2024年8月11日 19時31分
-
4日本はメダルランキングで前回東京に続く世界3位なるか ラストスパート 海外五輪最多は更新、さらに…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月11日 11時27分
-
5日本人で北口榛花が初めて鳴らした“金メダリストの特権”に大反響 9回連打「数年前までいったい誰が…」
THE ANSWER / 2024年8月11日 10時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)