[MOM2251]浦和学院MF安居海渡(3年)_雨中で能力の高さ示した注目ボランチ
ゲキサカ / 2017年10月16日 5時37分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.15 選手権埼玉県予選決勝T2回戦 浦和学院高 2-1 狭山ヶ丘高 浦和南高G]
悪天候の中での激しい攻防戦となった2回戦注目カード。その中で浦和学院高MF安居海渡(3年)のプレーが特に光っていた。
狭山ヶ丘高はロングボール中心の攻撃で浦和学院を押し込もうとして来ていたが、安居はDFラインの前で相手選手よりも頭一つ抜きん出るような跳躍のヘッド。身長は173cmながらも、跳躍力に自信を持っているボランチは「相手がどんどん蹴ってくるというチームだったので、それを返すためにはCBと自分たちのラインで返すこと。落下地点に上手く入って、最高地点で叩くという感じでやっている」と意識してエアバトルに挑み、抜群の強さを見せていた。
また、雨中で技術力の高さも示していたMFはボールを良く収め、正確に動かした。跳躍力に加え、当たり負けしない身体と50m走6秒2の俊足も備えた注目ボランチは球際での強さも発揮。ただし、相手のプレッシャーが激しかったこの日は、普段に比べるとボールに絡む回数を増やすことができず。細かいミスもあった。
それだけに、「もうちょっとでも運動量でもあればチームが楽になったと思います」と反省。より動いて味方のパスコースになっていれば、頭の上をボールが通過することが多い展開にはならなかったかもしれない。それだけに、運動量をより増やすこと、そしてチームメートとのコンビネーションを高めることも誓っていた。
将来の目標について「プロサッカー選手」と言い切る。安居についてはJリーグクラブのスカウトも興味を示していたというが、練習参加などには至らず。関東大学リーグ1部のチームに進み、4年後のプロ入りを目指す。「もっと中盤でボール持って、アシストとかチームに貢献できるようにしたい。空中戦の戦いで勝つこともそうですし、ボール持ったらチャンスになるような人になりたい」。
浦和学院はFC東京特別指定選手のFW田中和樹(3年v)に注目が集まるが、この日会場を訪れていたスカウトも「面白い」と評すなど、安居のポテンシャルも十分。将来への期待も高まるものの、現在は初の選手権出場だけに集中する。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4811]U-17日本代表MF和田直哉(浦和ユース、2年)_「ここがスタート地点」の初代表。持ち味の守備力、回収力を発揮
ゲキサカ / 2024年8月9日 14時27分
-
東山に“らしさ”消されるも…。諦めずに攻めた静岡学園が後半ラストプレーで追いつき、守護神大活躍のPK戦で勝利!
ゲキサカ / 2024年7月28日 22時17分
-
[MOM4786]札幌大谷MF笹修大(3年)_「腕一本で抑えられた」。相手選手も差を認める強さ、高さで中盤に君臨
ゲキサカ / 2024年7月28日 5時20分
-
初戦敗退の悔しさを糧に…Jクラブも注目のストライカー、柳ヶ浦FW八尋馳が目指すは「違いを見せられる選手」
ゲキサカ / 2024年7月27日 21時30分
-
ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年7月26日 19時32分
ランキング
-
1日本はメダルランキングで前回東京に続く世界3位なるか ラストスパート 海外五輪最多は更新、さらに…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月11日 11時27分
-
2日本人で北口榛花が初めて鳴らした“金メダリストの特権”に大反響 9回連打「数年前までいったい誰が…」
THE ANSWER / 2024年8月11日 10時5分
-
3北口榛花が背負った“奇跡の1枚”に驚きの声 金メダル後に偶然撮影、日の丸の形が「なんというミラクル」
THE ANSWER / 2024年8月11日 14時3分
-
4近代五種で日本初の銀メダル、佐藤大宗「作戦はほぼなかった」「こんな最高な日は人生で一度きり」
読売新聞 / 2024年8月11日 8時27分
-
5テニスの錦織圭、ベスト8で進撃止まる 来週世界ランクでは約250人をごぼう抜き
スポーツ報知 / 2024年8月11日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)