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[関東]熾烈な残留争い…最下位・桐横大が慶大下し、日体大は順大撃破!筑波大のインカレ出場決定:第17節

ゲキサカ / 2017年10月16日 10時49分

第91回関東大学サッカーリーグ戦1部

 第91回関東大学サッカーリーグ戦1部の第17節が14、15日に各地で行われた。首位に立つ筑波大は東洋大に2-1で勝利し、今季5試合を残しての4位以内が確定。全日本大学選手権(インカレ)出場権を手に入れた。また今節では最下位12位の桐蔭横浜大と11位の日本体育大がそろって勝利したため、残留争いもより熱を帯びている。

 筑波大が早々と全国切符を手に入れた。東洋大に2-1の逆転勝利で、5連勝して首位をキープ。5試合を残して5位以下と勝ち点17差がついたために、4位以内が確定し、2連覇のかかるインカレ出場を決めた。

 前半16分に先制されたが、後半にMF戸嶋祥郎(4年=市立浦和高)のゴールで追いつき、MF三笘薫(2年=川崎F U-18)の得点で逆転。一方で今季3度目の2連敗を喫した東洋大は5位と変わらずも、4位と勝ち点5差に開かれてしまった。

 激しさを増しているのは残留争い。今節では最下位の12位・桐蔭横浜大が勝ち点4差の残留圏10位・慶應義塾大に2-1で勝利した。前半30分にMF浅沼大和(4年=清水ユース)が先制し、後半22分にはルーキーDF岩下航(1年=前橋育英高)が追加点を奪う。

 ゴールマウスに立ったGK三浦和真(4年=東京Vユース)は後半36分に1失点をしたものの、踏ん張りきると2-1で試合を終え、実に8試合ぶりの勝ち点3。桐横大が残留圏まで勝ち点1差に詰めることに成功した。慶大は複数失点が続いての泥沼4連敗と追い詰められている。

 今節を落とせば、最下位転落危機だった11位・日本体育大は、6連勝中の2位・順天堂大に2-0の完封勝ち。9戦ぶりの白星獲得で残留圏の10位・慶大と勝ち点14で並んだ。この勝利を残留へ向けての足がかりとしたいところ。なお、後期リーグ全勝中だった順大は痛恨の敗戦。首位・筑波大と勝ち点4差に広がり、3位・流大と勝ち点3差に詰められた。

 後期リーグの低迷で残留争いに足をかけてしまっているのが9位の駒澤大。流通経済大に1-2で敗れ、6戦勝ちなし(2分4敗)と後期リーグ未勝利が続き、今節の結果でついに降格圏と勝ち点3差に詰まってしまった。早い段階で後期初白星を手に入れ、流れを変えたいところだ。

 駒大を撃破した流経大は破竹の6連勝を飾った。次節は勝ち点3差の2位・順大との直接対決。この勢いを維持して順位の入れ替えなるか。

 また4位・東京国際大は8位専修大に2-1の逆転勝利で3連勝。敗れた専大は3連敗と苦境が続く。6位・法政大は勝ち点2差の7位・明治大と1-1の引き分け。負ければ順位の入れ替えもあったが、ルーキーFW上田綺世(1年=鹿島学園高)の同点弾で6位を守った。

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