仕掛け連発!埼玉栄最大の武器、サイド攻撃にプライド持って戦う2年生SH春原
ゲキサカ / 2017年10月16日 15時42分
[10.15 選手権埼玉県予選決勝T2回戦 朝霞西高 1-3 埼玉栄高 浦和南高G]
前半3分に右サイドからの攻撃によって先制した埼玉栄高は、最後まで右サイドから仕掛け続けた。前を向いてボールを受けるMF春原尊(2年)が「選手権なんで自分から積極的にやっていこうという気持ちは最初からあった」とアグレッシブな仕掛けを連発。相手の重心をズラして逆を取るドリブルによって突破し、シュートも打ち込んだ。
右サイドからスペースへ抜け出す動きも特長の春原は、豊富な運動量によって何度も右SBの位置から駆け上がってくるDF松山湧紀(3年)との連係も良く、幾度も2対1の状況を作り出しては2人でラストパスまで持ち込んでいた。
春原はサイド攻撃を最大の武器とする埼玉栄でサイド攻撃の軸を担う2年生アタッカー。稲垣忠司監督が「自分で点も取れるサイドプレーヤー」と評するSHは土合中(埼玉)時代、1トップを努めていたという。高校入学後にSHへコンバート。それでも、「仕掛けていくことはトップもサイドも変わらない。相手との1対1で負けないように」と語る春原は、右SHのポジションを獲得し、上の学年のチームでもチャンスメーカー役をしっかりと務めている。
本人は「サイドから点取らないと栄は勝てないので、プライド持ってやりたい」とSHのポジションにプライドを持って挑戦中。先発の2年生は春原と左SB西見斗輝の2人だけという状況の中で「常に3年生に支えてもらっているので、自分たちもしっかりと力を出せればいい。目標は優勝ですけれども一戦一戦集中してやっていきたい」と語る春原が、先輩たちのためにもサイドから仕掛けて、ゴールをもたらす。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
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