U-17イングランドのエースFWサンチョが離脱、日本はベストメンバーで決戦へ
ゲキサカ / 2017年10月17日 11時55分
U-17日本代表に追い風が吹いた。17日にU-17W杯インド2017決勝トーナメント1回戦で対戦するU-17イングランド代表のエースFWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)が所属クラブの事情により、チームを離脱した。
11番のサンチョはU-17欧州選手権で大会MVPに輝いた逸材で、ドルトムントではFWウスマン・デンベレの背負っていた7番を受け継いだ期待の新星。グループリーグ3試合に先発し、チーム最多の3ゴールを記録。3戦全勝でF組を首位通過したチームの攻撃の起点だったが、すでにチームを離れた。17日に行われるUEFAユースリーグ、アポエル戦に帯同すると見られる。
公式会見に出席したイングランド代表のスティーブ・クーパー監督は「ジェイドンは帰った。ドルトムントがドイツに戻るよう要求した」と説明。落胆の色を隠さず、「もちろん非常に失望している。みんなが彼のプレーを楽しんでいたし、彼自身もガッカリしている。彼はW杯でのプレーを楽しんでいた」と言及した。
追い風ムード漂う日本は16日、インド・コルカタのソルトレイク・スタジアム近くの練習場で公式練習を行った。練習場には再びインドメディアが殺到。冒頭15分を除く初の非公開練習となったが、イングランド戦先発はグループリーグ第1戦ホンジュラス戦(6-1)と同じ11人が濃厚。
4-4-2のフォーメーションでGK谷晃生(G大阪ユース)、最終ラインは(右から)DF喜田陽(C大阪U-18)、DF菅原由勢(名古屋U-18)、DF小林友希(神戸U-18)、MF鈴木冬一(C大阪U-18)。中盤は福岡とMF平川怜(FC東京U-18)のダブルボランチで、右サイドハーフはMF中村敬斗(三菱養和SCユース)、左はMF上月壮一郎(京都U-18)。FW宮代大聖(川崎F U-18)とFW久保建英(FC東京U-18)のツートップが予想される。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-17W杯インド2017特集ページ
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