[MOM476]国士舘大FW大石竜平(3年)_元磐田MFを父に持つサラブレッドが2戦連続ハットトリック
ゲキサカ / 2017年10月18日 17時15分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.14 関東大学2部L第17節 国士舘大3-1神奈川大 古河サッカー場]
FW大石竜平(3年=清水桜が丘高)の2戦連続ハットトリックが、1部復帰へ向けラストスパートに入っている国士舘大の勢いを加速させている。
2戦連続ハットトリックは“たまたま”だという。「1点目はコースが見えていなかった。2点目のヘディングは苦手なんですが、目をつぶってしたんですけど、開けたら入ってました。3点目は触るだけだったので。前節もたまたま3点取っちゃって。今日もたまたまですね」。後期だけで8得点を記録し、得点ランキングで3位に浮上した絶好調男は、涼しい顔で快挙を振り返った。
大石は元プロサッカー選手の父を持つサラブレッドだ。父はジュビロ磐田の創成期に活躍した大石隆夫氏。生まれる前に現役を引退したため、父親がプレーしている姿は知らないが、「背中を追い続けてきた」。しかし父は磐田の下部組織で指導者に転身、大石も磐田の下部組織に入団したが、師弟関係が結ばれることはなかった。中学3年生の時に父はユースの監督を務めていたが、直接、昇格がないことを告げられたという。
「親父は僕のサッカーに全く関わってこなかった。自分がジュビロに入ってからも、ほかの子供たちを教えるので精いっぱい。家に帰ってきてから一緒にボールを蹴るといったこともなかった。中学までしか家にいなかったですけど、親父は家で自分が見ている子供たちの映像を見たりとかしていた。唯一一緒に見たのはUEFAチャンピオンズリーグくらいですね」
清水桜が丘高への進学も自分で決断。大学進学の際も、父親の母校ということはあったが、自分で練習参加などの調整を行った。「陰ながら応援してくれいるみたいですけど、僕にはそういう態度は一切出さない。でも僕は親父の背中を追ってきた。プレーも見たことないのですが、似ているとよく言われます」。
昨年まで国士舘大で一緒にプレーした2つ上の兄は、大学卒業と同時にサッカーを辞めた。2つ下の弟はもともとサッカーをしておらず、大石家では次男の竜平のみが、父の後を追うJリーガーになる夢を追っている。
さらにJリーガーになりたいという思いを強くさせる“ライバル”がいる。清水エスパルスでプレーするDF松原后は、ジュビロ磐田ジュニアユース時代の同期。高校では大石は清水桜が丘高、松原は浜松開誠館高に進学。ともにキャプテンを務めるなど刺激し合ってきた。今でも仲が良く、交流は続いているという。
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