[東海]MF藤島決勝弾!注目の上位対決は中京大に軍配、静産大は首位独走:第18節
ゲキサカ / 2017年11月7日 9時48分
第56回東海学生サッカーリーグ1部の第18節が10月21日に各地で行われた。首位・静岡産業大はFW遠山拓民(3年=甲府U-18)が4試合連続ゴールを決めて2-1で勝利。一方、2位の常葉大学浜松キャンパスは引き分けた。3位の東海学園大と4位の中京大の直接対決は、中京大が勝利を収めて順位逆転に成功している。
首位の静産大は6位・名古屋経済大に2-1で勝利した。後半5分、こぼれ球に反応した遠山が右足シュートで押し込んで4試合連続弾となる先制点。今季12ゴール目で得点ランク同率トップをキープしている。同7分にはFW國井息吹(3年=開始学園JSC高)が追加点を決め、同36分に失点を食らうも後期全勝を継続させた。
2位の常葉大浜松は5位の愛知学院大と対戦。今季8得点の常葉大浜松MF土井智之(2年=神戸弘陵高)はフル出場も得点ならず。拮抗した展開のままスコアレスドローとなり、常葉大浜松は6月17日の第11節から続いた連勝記録がストップした。
今節注目カードの3位・東園大と4位・中京大の対戦は接戦に。前半8分に中京大がDF大村海太(4年=藤枝東高)の得点で先制するが、同20分にはPKを獲得した東園大がFW武田拓真(4年=中央学院高)のゴールで1-1の振り出しに戻す。決勝点は後半13分、中京大のMF藤島樹騎也(3年=星稜高)が流れるパスワークから右足でフィニッシュ。中京大が勝利し、東園大と順位を入れ替えて3位に着いた。
首位・静産大は盤石の強さで後期7連勝を達成し、勝ち点45とした。追いかける常葉大浜松はドローで終わり、勝ち点41と足踏み。直接対決を制した中京大は勝ち点40で3位に上昇、東園大は勝ち点38のまま順位を4位に落とした。28日の第19節では2位・常葉大浜松と4位・東園大が対決する。
8位・岐阜経済大は9位・中部大との対戦で4-2の勝利。前半10分に先制を許したものの、後半から岐経大が怒涛の猛攻を仕掛ける。FW谷口海斗(4年=四日市中央工高)がハットトリックを記録すると、今季12ゴール目として得点ランク1位の武田(東園大)、遠山(静産大)と並んだ。MF名和大聖(2年=藤枝明誠高)も1ゴール2アシストを記録し、岐経大が後半4得点で2連勝とした。
同勝ち点9の11位・名古屋商科大と12位・名古屋学院大の直接対決は名商大が勝利した。前半11分に名商大が先制点を決めると、後半24分から激しい点の取り合いに。1-2で迎えた同43分、名院大がFW南谷光太(2年=市立船橋高)の左足シュートで同点に追いついて2-2とする。しかし諦めない名商大は試合終了間際、FW重本大弥(3年=生光学園高)の右CKをDF駒澤吉哉(3年=東邦高)が頭で押し込んで勝ち越しに成功。名商大が3-2で直接対決を制した。
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