ボヌッチ不在もミラン5戦ぶり勝利!復調の鍵握るスソが全4得点に絡む大活躍
ゲキサカ / 2017年10月26日 7時6分
[10.25 セリエA第10節 キエーボ1-4ミラン]
セリエAは25日、第10節を行った。ミランは敵地でキエーボと対戦し、4ー1で勝利。第5節・SPAL戦(2-0)以来となる5試合ぶりの勝利を収めた。
リーグ戦4試合で勝利がなく(1分3敗)、順位も11位に落としているミラン。前節・ジェノア戦(0-0)の一発レッドで出場停止となっているレオナルド・ボヌッチの代わりにDFアレッシオ・ロマニョーリを3バックの中央に置く3-5-2の布陣を敷き、最前線は前節に続いてFWニコラ・カリニッチとMFスソを置いた。
序盤のピンチをしのいだミランが前半36分に先手を取る。カリニッチへのロングボールのセカンドボールをスソがPA手前で拾い、得意の形から左足シュートでゴール左に突き刺し先制に成功。すると同42分、右サイドのスソが放ったクロスをキエーボDFボシュティアン・ツェサルが頭でそらしてしまい、そのままゴールへと吸い込まれた。追加点を取ったミランが前半を2-0で折り返す。
ミランは後半10分に再び追加点。キエーボの攻撃を守り切ると、最終ラインからスソがボールを拾ってMFフランク・ケシエにパスを回す。ケシエからパスを受けた左サイドのMFハカン・チャルハノールがPA左から豪快な左足シュートを決め、セリエAでの初得点。流れるようなカウンターでミランがリードを3点に広げた。
後半16分にケシエのパスミスから失点を許すが、ミランはその3分後に点を取り返す。中盤でパスを受けたスソが最終ラインを切り裂く絶妙パス。裏に抜けたカリニッチが右足アウトサイドでダメ押しの4点目を決めた。同43分にはDFダビデ・カラブリアが相手選手と交錯して頭を強打。その場で不調を訴えたため救急車で運ばれる事態となったものの、試合は4-1で終了してミランが5試合ぶりの勝利。順位を8位に上げ、次節はホームでユベントスを迎える。
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