[MOM479]順天堂大FW旗手怜央(2年)_エースの意地「このまま終われば自分のせい」
ゲキサカ / 2017年10月26日 20時55分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.22 関東大学1部L第18節 順天堂大2-1流通経済大 柏の葉]
劣悪なピッチ条件でも、ボールを扱う技術の高さは際立っていた。しかし開始4分の反転で抜け出したシュート。同24分の右足弾。後半30分のMF米田隼也(4年=静岡学園高)のタメから放った右足弾のいずれもが枠外に外れた。「このまま終われば自分のせいだと思った」。順天堂大のFW旗手怜央(2年=静岡学園高)は責任を感じてプレーを続けていた。
ただエースはしっかり仕事をした。1-1で迎えた後半35分、GK佐藤久弥(1年=東京Vユース)からのボールがMF杉田真彦(4年=静岡西高)を経由すると、縦パスで旗手が抜け出す。「何が何でも決めたかった」という願いを込めて右足を振り抜くと、雨中を切り裂いたボールはしっかりゴールネットに収まった。
今夏はU-20日本代表でAFC U-23選手権、全日本大学選抜でユニバーシアード大会に出場。“3足のわらじ”を履く過密日程だったが、「初めての経験ばかりだったので、充実していました」と感じており、「よりアシストだったり、ゴールにつながるプレーを意識するようになった」という。
ユニバーシアード大会では初戦のマレーシア戦で2ゴールを奪ってチームを勢いづかせるなど、世界一に大きく貢献した。東京五輪出場、Jリーガーになるという夢を現実的な目標として語れる数少ない大学生でもある。「まずは大学で結果を残さないといけない」。足元をしっかり見据える大学サッカー界のエースは、今は順大を1990年以来となる優勝に導くことしか考えていない。
(取材・文 児玉幸洋)●第91回関東大学1部L特集
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