1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

秋田の歴史、勢力図を変えるという挑戦心。3年ぶり全国王手の新屋は内容と結果にこだわる

ゲキサカ / 2017年10月27日 21時36分

 新屋は楢岡直志監督が「新屋はこうだ、と積み重ねていきたい。ブレずに頑張っていきたい」と説明するように、技術力と判断力を磨いて勝負するパススタイルのサッカーを貫いている。2年生ゲームメーカー、MF松橋は「パスサッカーに憧れていて、秋田と言えば、新屋高校が一番パスサッカーが上手いと思った。(秋田商などの)強いところを倒して全国へ行きたいと思ってきました」と語っていたが、新屋の選手たちはそのサッカーへの憧れと、伝統校を倒すという挑戦心を持って進学してきている。

 3年前に選手権初出場し、個人、チームが表現しているサッカーも年々向上。それでも、最近2年間はいずれも秋田商に選手権出場を許している。それだけに、石山は「毎年、秋商が優勝しているという歴史があって、自分たちがそれを変えたいという気持ちが凄くあるので、今年は自分たちが全国へ行って、全国で1勝でも多く勝てたらいいと思っています」と意気込んだ。

 秋田商と戦う決勝戦へ向けて楢岡監督は「今シーズン、一番強いチーム。チャレンジしてぶつかっていく。求められる結果を出したい」ときっぱり。そして、石山は「決勝という舞台は簡単ではないのは分かっているので、技術だけで勝とうとしないで気持ちを全員で出していきたい」と誓った。内容と結果、両方を求めて、2冠を達成し、秋田商や西目高が中心だった秋田の勢力図を変える。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください