[MOM2266]羽黒DF星野竜弥(2年)_フィジカル強いFW相手に粘りを見せた小兵CB
ゲキサカ / 2017年10月30日 21時55分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.28 選手権山形県予選決勝 羽黒高 2-1(延長)日大山形高 NDスタ]
立ち上がりこそ先制点を奪うも、その後はフィジカル勝負に強い日大山形高の攻撃陣に押され、劣勢の時間が長かった羽黒高。後半アディショナルタイムには右SBに退場者が出て、危機的状況に陥った。
しかしCBに入り、守備を統率したDF星野竜弥(2年)は冷静沈着だった。「日大山形はフィジカルや競り合いが強いので、最初のフィジカルコンタクトのところで負けないようにしようと思いました。最後のところは滑ってでも守備に行くことを心掛けて試合に挑みました」。
日大山形の猛攻を受けた時間帯、あと一歩でゴールというところで星野が体を張ってボールをかき出す場面も見られた。「星野中心に守備が集中できていました。上は勝てませんが、セカンドボールをよく拾ってくれました」と本街直樹監督も168cmの小兵ながら、粘り強くボールを拾ってクリアしていく星野に大きな信頼を寄せている。
10人で戦うことになった延長戦も「みんなでこの状況を楽しもうと話しました。『退場した(関根)啓介の分も、ベンチに入れなかった応援している選手の分も心は折れないぞ』と気持ちを一つにして戦うことができました」と強い気持ちで臨めたことが勝利につながった。
DF池田夏稀(1年)とのCBコンビで臨む全国大会。「夏稀はフィジカルも強くて足も速くて信頼できます。あとは全国でも自分がコミュニケーション取って引っ張れるよう頑張ります」。2年生のディフェンスリーダーが、全国大会でも粘りを見せられれば、勝利をつかみ取れることができるはずだ。
(取材・文 小林健志)●【特設】高校選手権2017
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
夏の福島で輝いた才能たち。ユース取材ライター陣が選出する「インターハイ11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年8月3日 21時46分
-
帝京長岡がPK戦の末に青森山田を下す!! 「負けパターン」を勝利へとつなげ、新潟県勢初の総体ベスト4進出!!
ゲキサカ / 2024年8月1日 7時8分
-
名門・市船で全国Vも「サッカーがつまらない」の声…“日本一”監督が直面、伝統校特有の重圧【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月28日 13時30分
-
ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年7月26日 19時32分
-
「サッカーを通して被災地や日本全国を盛り上げていく」。福島第1代表の帝京安積DF平野瑛大主将が選手宣誓、挑戦者として初陣に挑む
ゲキサカ / 2024年7月26日 19時21分
ランキング
-
1セーリング混合470級の岡田奎樹、吉岡美帆組が銀メダル 日本勢20年ぶり表彰台!…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月8日 19時11分
-
2「銅」獲得の須崎優衣が何度も観客席に頭を下げる姿に「謝る必要なんてない!」「目頭熱くなった」
読売新聞 / 2024年8月8日 14時30分
-
3セーリング「銀」、祝福コメント続々「ルールわからんけど面白い」「目が離せなくなった」
読売新聞 / 2024年8月8日 21時33分
-
4熱戦を繰り広げたバレー男子日本代表が帰国 空港に詰めかけたファンからねぎらいの言葉
日テレNEWS NNN / 2024年8月8日 17時50分
-
5崩れ落ちた張本智和の「死んで楽になるなら…」発言に中国で擁護の声殺到「彼一人の問題じゃない」「物凄い重圧だったはず」
THE ANSWER / 2024年8月8日 19時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください