今年は自分たちが全国で輝く!練習、対外試合で自信深めた矢板中央が粘る小山西をねじ伏せて栃木決勝進出
ゲキサカ / 2017年10月29日 12時16分
後半24分、矢板中央は大塚のシュートのこぼれ球を拾った稲見が右足シュートをゴール左隅にねじ込んで勝ち越し。小山西は直後に右サイドを抜け出したFW長江恒樹(2年)の折り返しをFW大塚裕太(2年)が右足で合わせたがGKに阻まれてしまう。
逆に矢板中央は33分、飯島が左足のコントロールシュートを決めて3点目。この後、36分に飯島の右CKから大塚が決めると、アディショナルタイムにも山下のアシストから大塚が決めて押し切った。
栃木県内随一の選手層の厚さを持つ矢板中央だが、今年はインターハイ予選準決勝をPK戦で落とすなど、無冠。だが、その悔しさを力に、「一番練習の厳しい場所にしよう」(松井)とどこにも負けない練習を心がけて行ってきた。
その意欲は結果にも結びついている。夏の金沢ユースフェスティバルではインターハイ準優勝の日大藤沢高や同8強の関東一高に勝利するなどインターハイに出場した5チームに勝利して優勝。指揮官も「いいきっかけになった」と振り返る優勝でチームは自信をつけた。
充実したトレーニングと対外試合で出してきた結果。選手たちの気持ちは今、とても乗っているようだ。松井は「悔しい思いしかしていない1年だったので、絶対に勝とうと。練習でも練習試合でも今までと気迫が全然違うなと感じていたので、今回も決勝来て“当たり前”という感じですね」と説明した。決勝では守備の柱・白井陽貴(2年)を累積警告による出場停止で欠く不安があるものの、自分たちはそれを乗り越え、必ず栃木を制して全国で戦わなければならない。1年前はライバル・佐野日大が全国で躍進。だが、今年は悔しさを胸に力を磨いてきた矢板中央が必ず全国で輝く。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
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