U-17W杯で生まれた新星、FIFA公式サイトが9人を列挙…“史上初”の記録も
ゲキサカ / 2017年10月31日 18時47分
イングランドの初優勝で幕を閉じたU-17W杯だが、国際サッカー連盟(FIFA)は公式サイトで講評を行った。今大会で新たに生まれた記録や注目すべきニューカマー、女性主審の登場について述べられている。
FIFA公式サイトによると、今大会では183のゴールが決められたが、これは歴代の新記録。これまでは2013年UAE大会の172ゴールが最多だったが、大幅に塗り替える形となった。なお、最多得点のイングランドは得点王に輝いたFWライアン・ブルースター(リバプール)の8ゴールを筆頭に、計23点を挙げている。
さらに、今大会では数多くのスター候補生が出場した。FIFA公式サイトには最優秀選手のMFフィリップ・フォデン(マンチェスター・C)やブルースターをはじめ、9人の名前が列挙されている。
準優勝に輝いたスペインからは、主将で6得点を挙げたFWアベル・ルイス(バルセロナ)、FWセルヒオ・ゴメス(バルセロナ)、MFセサル・ゲラバルト(レアル・マドリー)が選出。3位のブラジルからFWパウリーニョ(バスコ・ダ・ガマ)、4位のマリからはFWラサナ・ンディアイエ(ギダーズFC)が挙がった。
その他、惜しくも上位進出を逃したチームからは、日本を苦しめたフランスのFWアミン・グイリ(リヨン)、ドイツのヤン・フィーテ・アープ(ハンブルガーSV)が並び、いずれも「2022年のカタールW杯でお目にかかれるだろう」と結んでいる。
今大会では3か国がFIFA国際大会への初出場を果たした。そのうち1つが開催国のインド。グループリーグ3連敗で大会を去ることになったが、第2節のコロンビア戦では1得点を挙げ、「未来のためにインドのサッカーを示した」と称えられている。また、ニューカレドニアは日本戦で歴史的な勝ち点1を奪い、ニジェールは決勝トーナメントに進出した。
また、女性主審がU-17W杯で16年ぶりにピッチに立つという歴史的な大会ともなった。今大会では7人の女性審判が派遣されており、グループリーグ第3節の日本対ニューカレドニア戦はスイスのエスター・シュタウブリ氏が担当。これは2001年トリニダード・トバゴ大会で韓国人のイム・ユンジュ氏が笛を吹いて以来となったという。
●U-17W杯インド2017特集ページ
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