勝ったほうが初タイトル…優勝カップを前に柿谷と小林が“火花”「今すぐ持って帰りたい」
ゲキサカ / 2017年11月3日 16時44分
ルヴァン杯決勝を翌日に控えた公式記者会見が3日、埼玉スタジアムで行われ、ともに初優勝を目指すセレッソ大阪と川崎フロンターレの両監督、両キャプテンが出席した。
ライバル心をむき出しにした。「今シーズン、何か一つタイトルにチャレンジしようとスタートした中でこのチャンスが来た」。初の決勝進出を果たしたC大阪のFW柿谷曜一朗はクラブ史上初のタイトル獲得を懸けたファイナルを前に「自分が先頭に立ってセレッソを引っ張っていければ」と意気込むと、「このタイトルに懸ける気持ちは強いけど、川崎さんにも相当な思いがあると思う」と、横に座った川崎FのFW小林悠を見やった。
8年ぶり4度目の決勝進出となった川崎Fだが、過去の3回はいずれも準優勝。2度のJ2優勝を除けば、J1ではいまだ無冠で、これまで幾度となくあと一歩のところでタイトルを逃し続けてきた。「今年初めにタイトルを取ろうということでスタートして、チーム全員でここまで戦ってきた」。今季よりキャプテンとしてチームを引っ張る小林は「自信を持てる、いいチームになったと思うし、タイトルを取るのにふさわしいチームになったと思う」と、過去の“呪縛”を打ち破る自信を口にした。
勝ったほうが悲願の初タイトル獲得となる運命の一戦。柿谷が「気持ちが少し似ているクラブ同士が戦うことは光栄なことだし、だからこそ譲れない気持ちがすごくある」と言えば、小林も「初タイトルを懸けた試合で、相手も初タイトルが懸かっている。気持ちが強いほうが勝つと思うし、そういう気持ちの部分で上回りたい」と決死の覚悟だ。
会見では目の前に優勝カップも置かれていた。文字どおり、手を伸ばせば届く位置にある悲願……。「今すぐにでも欲しいなというのが正直な気持ち」と率直に打ち明けた小林に呼応するように、柿谷も「本当にこういうカップをもらったことがないので、(小林)悠くんと一緒で、今すぐ持って帰りたい」と偽らざる本音を吐露した。
(取材・文 西山紘平)
●ルヴァン杯2017特設ページ
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