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「エコパでの借りをエコパで返す」浜松開誠館が雪辱の舞台へ一歩前進:静岡

ゲキサカ / 2017年11月4日 8時6分

 浜松開誠館の青嶋監督は今年のチームについて問われると、苦笑いし、厳しい戦いになることを予想する。そして「リーダーもいないですし、流れを読める選手もいない。(悪い状況で判断できずに)道なき道を歩いてしまうような選手が多い」と苦言も。それでも、自分のこと以上に仲間のために頑張ることのできる選手たちが揃っていることは強みだ。スタンドでは控え部員たちが全国トップクラスと言えるような一体感ある応援を繰り広げ、登録選手の中にはコーチングスタッフから実力以上に日常生活やトレーニングへの姿勢を認められてメンバー入りした選手もいるという。一体感ではどこにも負けない。

 青嶋主将は「去年はインターハイも、選手権も決勝で負けてしまって、応援に来てくれている人に最後笑顔で帰ってもらうことができなかった。気迫や頑張っている姿を見てもらうことはできたんですけれども、最後結果で感謝の気持ちを応援してくれる親や同級生に伝えられなかった。応援してくれる人のためにやることでモチベーションはさらに上がるし、自分のためだけにサッカーをやらないことでビビることもなくなるので気迫を全面に出してやれると思います」と自分のこと以上に、仲間のことを思って戦うことへの効果を口にする。

 激戦区・静岡を勝ち抜くことの難しさは分かっているが、今年は必ず、チームメートや同級生たちにエコパから笑って帰ってもらう。決勝は11月18日。開誠館に新たな歴史を築くためにも、選手たちは仲間のために最後まで諦めずに戦い、壁を破る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

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