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「優勝した代よりも個の力はある」富山一、後半の失速を謙虚に受け止めて決勝へ:富山

ゲキサカ / 2017年11月4日 9時50分

 3年連続での決勝進出を果たした富山一だが、目標にしていた無失点優勝は果たせず。多賀が「前半はしっかり点が獲れて、良いサッカーができたと思うけど、後半だけで見れば0-1で負けている」と口にしたように、快勝にも満足した様子は見られなかった。大塚監督も「ちょっとしたミスで失点するし、リズムを失う。色んな課題が出たことをプラスに変えていかないといけない。日本一を目指すなら、こんな試合ではダメ」と苦言を呈する試合内容となった。

 ただ、監督が厳しい言葉を選ぶのも期待の表れだろう。「国立で優勝した先輩たちを見て、富一を選んだ」と話す多賀を筆頭に、個性派が多く揃う今年は、「優勝した代よりも個の力はある」と大塚監督が期待を寄せる世代だ。

 2度目の日本一を獲るため、プレーの質を高めるとともに大事にしてきたのが、謙虚な気持ち。「いくら強いチームでも謙虚さがないと成長が止まり、負けてしまう。謙虚さを持って、自分たちを振り返ることで、何が出来ていないかを考え、ドンドン成長していこう」(多賀)との意味を込め、富山一の伝統である、選手自身が9つの行動指針を決めるダイヤモンドナインの中心に“謙虚”の言葉を置いた。決勝まで中1日と日はないが、この日の失速も謙虚に受け止め、全国行きに繋げるはずだ。

(取材・文 森田将義)●【特設】高校選手権2017

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