激闘は4-3で決着!東京朝鮮が魂の連続ゴールで追いつくも、関東一がしぶとく延長戦制して東京A決勝進出!!
ゲキサカ / 2017年11月5日 7時39分
[11.4 選手権東京都Aブロック予選準決勝 関東一高 4-3(延長)東京朝鮮高 西が丘]
第96回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選準決勝が4日に行われ、今夏のインターハイでベスト8に進出した関東一高と東京朝鮮高との一戦は延長戦の末、関東一が4-3で勝った。関東一は11月11日の決勝戦で成立学園高と戦う。
後半残り時間が7分を切って、王者・関東一が2点をリード。勝敗の行方は決したように映った。そこから脅威的な粘りを見せた東京朝鮮が魂の同点劇。それでも、昨年度のインターハイ予選と選手権予選、今年の関東大会予選、インターハイ予選と強豪居並ぶ東京都のトーナメント戦で勝ち続けている関東一が延長戦を制して決勝進出を決めた。
変則の3-5-2システムを組んだ関東一は前半、前から出てくる東京朝鮮をいなすようにゆっくりとボールを動かしながら前進していく。そして21分には左サイドからのボールをFW貝瀬敦(1年)が落とし、注目FW篠原友哉(3年)が右足シュート。こぼれ球を貝瀬が右足で押し込んだ。
先制された東京朝鮮はFWハン・ヨンギ主将(3年)がそのパワーで相手の守りを押し下げ、MFホン・リジン(2年)のロングスローなど高さ、強さを活かした攻撃で反撃する。だが、次の1点も関東一。36分、俊足FW貝瀬が左オープンスペースへのボールに追いつくと、PAへループパス。これを篠原が巧みなボールコントロールから瞬時に放った右足シュートで2-0とした。
東京朝鮮は38分に右ロングスローからファーサイドのMFプ・チウ(3年)が完璧な右足ボレー。だが、関東一GK北村海チディ(2年)のビッグセーブにあって追撃することができない。関東一は後半2分にもビッグチャンス。だが、CB小野凌弥主将(3年)のヘディングシュートがポストを叩くと、その後は「前半はボールホルダーに厳しく行くところがなかったので、強調した」とカン・ジョンジン監督が説明したように、球際の強度を増し、注目MFムン・インジュ(3年)らがセカンドボールを拾って攻撃に繋げる東京朝鮮が徐々に流れを引き寄せていく。
13分にアーリークロスからMFキム・セリュン(3年)とムン・インジュが連続で放ったシュートは関東一GK北村が圧巻の連続セーブ。それでも東京朝鮮は20分、ハン・ヨンギの左アーリークロスを右SBチョン・ユギョン(2年)がダイビングヘッドで決めて1点を返した。
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