覇権奪還の準備は整った!勝負を分ける精神面の成長、四中工が海星とのPK戦制して決勝戦へ:三重
ゲキサカ / 2017年11月6日 21時11分
10分ハーフの延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦へと持ち越されることとなったが、ここで四中工が勝負強さを発揮した。四中工はGK大西将亜(3年)が海星2人目のキックを止めると、5人のキッカー全員が成功。5-3というスコアで四中工が決勝進出を決めた。
「苦しい時期を過ごしている」と樋口監督が口にするように、昨年の選手権出場を逃してから、四中工は芳しい結果を残せずにいた。元々、個の能力で見れば「今年は県で三番手」(樋口監督)という見立てではあったが、1月の新人戦は宇治山田商に初戦で敗退。夏のインターハイも準決勝で涙を飲んだ。
それでも、県1部リーグでは順調に勝ち点を積み上げ、2節を残して優勝。結果が残せないことで負のスパイラルに陥っていた今年の代にとって、大きな財産となった。「この子たちにとって、物凄く大きな自信になったと思う。これまでなら勝ち越されて、そのまま負けていた。そこから追いついたのは、メンタル的な成長を感じる」(樋口監督)。
「選手権の予選は技術、戦術ではない。どのチームも打倒・四中工で挑んでくる中で、勝負を分けるのは気持ち」と樋口監督が分析するように、精神的な成長によって、全国に出るための準備は整った。次なる相手は指揮官が「能力は県で1番」と評する三重高が相手だが、「80分戦う、ハードワークするのはうちの方が練習している」と自信を覗かせるように、タフに激しく気持ちのこもった戦いで、県の頂点を奪還するつもりだ。
(取材・文 森田将義)●【特設】高校選手権2017
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