4強入りG大阪ユース 最後は9人、110分間の死闘…PK5-4で湘南ユースの快進撃止める
ゲキサカ / 2017年11月7日 19時34分
土壇場で1-1に追いついたG大阪。90分間では決着がつかず、前後半各10分の延長戦に突入する。一進一退の攻防が続いたが、101分に5枚の交代枠を使い切ったG大阪は延長後半に臼井、MF國分龍司(2年)が負傷でピッチを退くアクシデント。最後は9人での戦いを強いられたが、湘南の攻撃に粘り強く耐え、PK戦に持ち込んだ。
先行の湘南は3人目まで成功したが、後攻のG大阪3人目・梅津のシュートをGK真田幸太(3年)がストップ。連続で湘南4人目の鳥海もGK桑原瑠真(3年)が止め、1人ずつが失敗し、4-4でサドンデスへ。すると、湘南6人目MF柴田徹(2年)のキックをまたもGK桑原がストップ。G大阪は6人目の丹羽がGKの逆を突いて右足でゴール右下隅に沈め、PK5-4で勝利した。
死闘を制し、準決勝に駒を進めたG大阪。實好監督は「今日は自分たちの強みが出せなかった」と試合を振り返り、「判断の速さ」を課題に挙げた。「判断が遅くて奪ったあとに奪い返された。相手のスピードに負けない判断の速さでボールをしっかり動かせるように、いいトレーニングをして積み上げていきたい」と、8年ぶり5度目のJユースカップ制覇へ気を引き締めた。
湘南の快進撃はここでストップ。県リーグ所属ながらプレミアリーグ所属の強豪とも互角に渡り歩いたが、クラブユース選手権に続くベスト8で大会から姿を消した。時崎悠監督は「我々が一年間積み上げてきた相手のゴールに向かうプレーを発揮して、選手は延長も含めて本当によく頑張ってくれた」と最後まで戦い抜いた選手たちをねぎらうと、「できればもう一点取りたかったし、PKじゃない形で試合を終わらせてあげたかった」と悔しさもにじませた。
(取材・文 佐藤亜希子)2017Jユースカップ特集ページ
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
10人で奇跡起こした横浜FM、0-1→3-1→3-3大激闘の末にPK戦でクラブ史上初のACL決勝進出!!
ゲキサカ / 2024年4月24日 22時7分
-
最後は守護神対決…J3富山がJ2首位・清水をPK戦の末に下す! 3回戦の相手は昨季J1王者・神戸
ゲキサカ / 2024年4月24日 22時2分
-
横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
U-23日本代表は韓国に敗れて今大会初黒星…B組2位でGL終了、準々決勝で開催国カタールと対戦へ
ゲキサカ / 2024年4月23日 4時4分
-
広島FW大橋祐紀が古巣から2ゴール!! 湘南はGKソン・ボムグンが一発退場、緊急出場の馬渡洋樹が好守も3連敗
ゲキサカ / 2024年4月7日 16時7分
ランキング
-
1大谷翔平契約「お~いお茶」広告ロゴが“横向き”の理由 「稀有な例だね」と納得の声
THE ANSWER / 2024年5月2日 18時3分
-
2新体操、日本は5大会連続の五輪出場ならず わずか1・2点差で涙 ラストチャンスに懸けるも切符逃す
スポーツ報知 / 2024年5月2日 20時59分
-
350年ぶりに復活の琴桜、初アナウンスに「自分でもビックリ。完全に忘れていました」
スポーツ報知 / 2024年5月2日 16時10分
-
4中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン / 2024年5月2日 16時15分
-
5【F1】ニューウェイ氏退団発表で角田裕毅に移籍待望論「レッドブル完全にオワコン」
東スポWEB / 2024年5月2日 5時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください