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「サッカー選手としての終わりを迎えた…」“稀代のレジスタ”ピルロがSNSで現役引退を正式発表

ゲキサカ / 2017年11月7日 7時26分

アンドレア・ピルロが自身のSNSで正式に現役引退を発表

 イタリアが誇る“稀代のレジスタ”、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ(38)が自身のツイッター(@Pirlo_official)を通じて、今季限りで現役を引退することを正式に発表した。

 正確無比な長短のパスでゲームをコントロールし、的確な状況判断を可能とする高度な戦術眼を持ち合わせ、フリーキックの名手としても知られるピルロ。1995年に地元ブレシアでプロ生活をスタートさせると、インテルやミラン、ユベントスといったセリエAを代表するビッグクラブを渡り歩き、数々のタイトル獲得に貢献してきた。さらにイタリア代表としては、116試合に出場し、2006年には母国を世界王者に導いていた。

 先月『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、コンディションに問題を抱えていることを明かし、2015年7月からプレーしているアメリカMLSのニューヨーク・シティとの契約が満了する12月をもって現役を引退することを表明。今月5日、MLS杯プレーオフ準々決勝第2戦のコロンバス・クルー戦に後半45分から途中出場。チームは2-0で勝利したが、2戦合計3-4で敗れ、これが現役ラストマッチとなった。

 ピルロは試合後、自身のツイッターを更新。「MLSでの最後の試合だった。そしてニューヨーク・シティでの僕の時は終わりを迎えた。最後に少し語りたい」と冒頭で綴り、ニューヨークでのサポーターやクラブスタッフらに感謝を述べると、「ニューヨークでの冒険だけではなく、僕のサッカー選手としての旅路も終わりを迎えた。だからこの機会に僕は感謝したい」と正式に現役引退を表明した。

「最後に僕を支え続けてくれた世界中のファン、ありがとう。君たちはこれからもずっと私の心に永遠にいるよ」。なお、今後のキャリアについては先日のインタビューで「イタリアに戻るつもりだ。(今後について)アイデアがあるけど、決定するまで時間が欲しいね」と明言は避けていた。

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