冬の大学日本一決定戦!出場決定は筑波大やびわこ大ら14校、残る各地域の状況は?
ゲキサカ / 2017年11月9日 11時21分
12月13日に開幕する冬の大学日本一決定戦・第66回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の出場校が全国各地で続々と決まっている。関東地域では前回覇者の筑波大、順天堂大、流通経済大が全国切符をつかんだほか、北海道、東北、北信越、中国、四国は出場校が確定している。残る地域の状況はどうなっているのか。
北海道では北海道教育大学岩見沢校が札幌大に逆転しての優勝で4年連続7度目のインカレ出場。東北は仙台大と富士大に決まり、四国では“地方の雄”高知大が24年連続33回目の出場を決めた。
IPU・環太平洋大が第1代表となった中国地域は、第2代表を巡って熾烈な戦いが繰り広げられた。リーグ全日程を消化し、勝ち点36に福山大、広島経済大、広島大が並んだ結果、得失点差で大きく上回った福山大が3年ぶり9度目の全国切符を手にしている。
また注目校としては、強化を進める新潟医療福祉大がリーグ12勝1分1敗で優勝を果たし、北信越第1代表として5年ぶり4度目の冬の全国へ。同地域の第2代表は、鳥栖や横浜FC、富山で監督を歴任した岸野靖之氏が監督を務める松本大が入り、初出場を決めている。
最多5枠の関東では、既にインカレ出場を決めた筑波大と順天堂大が第1代表の座を争っており、流通経済大は関東第3代表に確定。なお、現在リーグ6位につける法政大は総理大臣杯覇者として、インカレ出場が決まっている。
今季リーグ2試合となり、残る2枠を巡っては東京国際大、明治大、東洋大、駒澤大の4校での争いとなっているが、東京国際大と明治大が頭ひとつ抜けており、今節にも自力で確定させる可能性がある。
東海地域では静岡産業大が既に出場権を手にしており、残る2枠を常葉大学浜松キャンパス、中京大、東海学園大で争っている。なお、常葉大浜松は今節・名古屋経済大戦に引き分け以上で、3位以内が確定。インカレ出場が決まる状況だ。
白熱の関西地域ではリーグ初優勝を決めたびわこ成蹊スポーツ大のみが、全国切符を手にしている状況。残るは3枠となり、阪南大、関西大、関西学院大、立命館大、大阪体育大、桃山学院大、大阪学院大、近畿大、京都産業大の9チームに数字上は可能性が残っている。
台風の影響による延期節が最大2試合あったため、消化試合数にずれが生じており、最終節以降の延期試合(第6節分・11月25、26日開催)まで、もつれ込む可能性が高い。
3枠を保持する九州地域では福岡大(勝ち点46)が首位を走っているものの、現時点でインカレ出場を確定させているチームはいない。リーグ残り3試合。福岡大に鹿屋体育大(同43)、九州共立大(同40)、九州産業大(同39)、宮崎産業経営大(同32)を含めた5チームでの争いとなっている。
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