出場校チーム紹介:星稜(石川)
ゲキサカ / 2017年12月1日 23時52分
第96回全国高校サッカー選手権
星稜高(石川)
チーム紹介&注目選手↓
過去の全国大会成績↓
県決勝メンバーリスト↓
星稜高関連ニュース
星稜高写真ニュース
画▼全国大会日程
1回戦 vs.松山工高(愛媛)■出場回数
2年ぶり27回目■過去の最高成績
優勝(14年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権準優勝1回(14年度)、同4強3回(04、12、15年度)、全国高校総体出場26回、同準優勝1回(07年)、全日本ユース(U-18)選手権準優勝1回(02年)■監督
河崎護■主将
DF敷田唯(3年)■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
1回戦 2-1 四国学院大香川西高(香川)
2回戦 1-3 静岡学園高(静岡)
[リーグ戦]
プリンスリーグ北信越3位(11勝3分4敗)
[新人戦](県優勝、16年11月)
決勝 1-0 金沢桜丘高■予選成績
2回戦 4-0 尾山台高
準々決勝 5-0 小松高
準決勝 1-0 金沢桜丘高
決勝 2-1(延長)遊学館高■予想布陣&都道府県予選決勝レポート
[4-4-2]
尾崎佳洋 高岸憲伸
有馬大勢 松井渉太
麻生季人 菊池将平
中川真太朗 五島魁大
敷田唯 小平大輔
新保大夢
[レポート]
悲願の初優勝を狙う遊学館高との決勝は悪コンディションが影響してか、互いに思うようにボールを動かすことができず、0-0のまま試合が進んだ。互いにシュート数を増やした後半の38分、星稜は左サイドからSB中川真太朗(3年)がグラウンダーのクロス。こぼれ球を収めたFW尾崎佳洋(2年)が左足シュートをねじ込んで先制点を奪う。だが、遊学館はアディショナルタイム2分、右サイドを抜け出したFW山本龍治(3年)の折り返しのこぼれを交代出場のFW坂本勇樹(2年)が押し込んで同点追いついた。終了間際のゴールによって石川県の決勝戦は5年ぶりとなる延長戦に。そして、迎えた延長後半5分、星稜は敵陣中央でボールを持ったFW高岸憲伸(3年)がスルーパス。絶妙なファーストタッチでボールをコントロールしたFW菊池将平(1年)が左中間から左足シュートをニアサイドへ決めて2-1で星稜が競り勝った。■チーム紹介
“いるべき場所”に帰ってきた名門校
2年ぶりに“いるべき場所”へ戻ってきた。昨年度の選手権予選決勝で鵬学園高に0-1で敗れて連続出場が17でストップ。「星稜、敗れる!」はニュースとなって全国に流れ、選手たちはその伝統の重さを実感したと同時に1年後の雪辱を誓い合った。その敗戦の経験者で現主将のCB敷田唯(3年)は「3年生が涙している光景も忘れることができない」と語っていたが、自分たちだけではない思いを胸に練習、試合で努力とハードワークを続け、精神的に逞しさを増してきたチームは準決勝、決勝と1点差勝負の続いた県予選を制して全国切符を奪還。今年は、決して爆発力のあるチームではないかもしれない。それでも、敷田やGK新保大夢(3年)、台頭してきたCB小平大輔(2年)、MF松本秀太(3年)を中心に身体を張り、要所を締めることのできる好チームになっている。攻撃はMF高岸憲伸(3年)を軸にMF尾崎佳洋(2年)や1年生MF菊池将平ら多彩な組み合わせ。ショートパスを主体とした連動的な攻めで相手の隙を逃さずに、ゴールを奪い取る。MF本田圭佑(現パチューカ)を擁した04年度に全国4強、そして12年度の選手権全国大会で4強入りして以降は準優勝、優勝、4強と4年連続で全国4強以上という結果を残した。夏から冬にかけて「伸びる」チームでもあるだけに、復帰した選手権の舞台で上位争いすることが期待される。■県予選取材記者(森田将義氏)注目選手
名門の闘将
DF敷田唯(3年)
「172cmと上背はないが、抜群のジャンプ力を活かし、制空戦で強さを発揮するCB。ビルドアップや統率心も備え、チームになくてはならない存在。石川県予選の最優秀選手」
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