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日本vsブラジル 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年11月9日 21時33分

―だれが先発するのか。
「この2日間準備してきた。だれが先発するかということだが、それは分からない。守備で何をすべきか、ブロックの仕方、攻撃の仕方もやっている。選手も守備だけしなければいけないと思ったら不安になるが、我々は守備だけをするようなクオリティーではない。我々のアイデンティティーを伴ったサッカーをしたい。しっかり守備して、しっかり攻撃する。結果は見てみないと分からないが、勇気と勇敢さを持ってやらないといけない。負けるための準備をしたことはない。10回のうち、このようなチームに1回成功するかもしれない。守備を完璧にやって、攻撃のところはリアリストになって、(チャンスを)逃さないことをしっかりやらないといけない」

―強いチームと対戦したときのほうがチームの良さは出やすいのか。
「W杯の準備をしている。W杯の準備ということは、厳しさが高くなるということ。フィジカル、テクニック、タクティクス、メンタル、すべてにおいてだ。いろんなことを伸ばさないといけない。野心を高く持たないといけない。私が就任したのは、W杯、アジア杯が終わったというときだった。私が受け持ったグループは失望していて、野心もない状態だった。ブラジルでのW杯、オーストラリアでのアジア杯を終え、彼らは失望でいっぱいだった。3年かけてこのチームに勝つ文化を植え付けてきた。今のところ、ここまで進んできた道のりは悪くなかったと思っている。ただ、世界で一番のチームと対戦したことはなかった。本大会では一番のチームとやるかもしれないから、今やっておかないといけない。ブラジル戦、ベルギー戦が終わったらいろんな答えが出ると思う。私のスピーチもより細かくなり、どのポイントを伸ばさないといけないかが分かると思う。選手がクラブでやらないといけないこと、次の合宿までに何をやらないといけないか、何を伸ばさないといけないか。ブラジルよりも良い結果を求めようと思えば、大きな野心を持ってトライしないといけない」

―新しい戦術、システムを試す考えはあるか。
「新しいシステム、やり方があるかは分からないが、我々は我々のシステムで戦う。戦術的な練習もかなりやってきた。(ブラジルの)速く、テクニックもあって、能力の高い3人のFWをどう抑えるか。いいパスの出てくる中盤をどう抑えるか。左右の両サイドバックをどう抑えるか。ボールを奪ったら何をすべきか。それは完璧に説明している。どこにつないで、だれが顔を出すかまでやっている。速く、たくさん走らないといけない。リズムの変化が大事になるが、相手もそれはうまい。特にネイマール、ジェズス、フィルミーノあるいはウィリアン。彼らは足が速い。ただ、我々は我々のプレーを試す。日本代表もコンプレックスなしにやりたい。我々も得点を取れる、何かができると。“何もできないな”ではなく、そういうメンタル面もすごく大事になる。戦術的な面は各自に細かく説明している。コミュニケーション能力はもっと高めたい。何人かは怒った。試合中のコミュニケーション能力はもう少し高めてほしい」

(取材・文 西山紘平)
●2018W杯ロシア大会特集ページ

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