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ボールロストからカウンターで失点…反省の久保「打ち切れば良かった」

ゲキサカ / 2017年11月11日 3時7分

ネイマールと競り合うFW久保裕也

[11.10 国際親善試合 日本1-3ブラジル リール]

 4-2-3-1の右サイドハーフで先発した日本代表FW久保裕也(ゲント)はシュートを打ち切れず、不完全燃焼のままハーフタイムに交代を命ぜられ、「もう少しやれたかなという思いがある」と口惜しんだ。

 右サイドに位置したことで、ブラジルの左FWネイマールへの対応に追われる場面が必然的に多くなった。「ネイマールが持ったときに挟みに行くというのは話していた。それはできたと思うけど、守備に自分の重点を置きすぎたのかなと思う」。勝負どころである攻撃でクオリティーを出し切れなかったことを悔やんだ。

 その最たる場面が0-2で迎えた前半36分だ。DF槙野智章からのサイドチェンジを右サイドで受けると、縦を封じられて中に切れ込んだ。しかし、シュートコースを探しながら横にドリブルしているところを奪われ、MFジュリアーノに中央を持ち上がられ、カウンターから最後はFWガブリエル・ジェズスに決められた。

「(シュートを)打ち切れば良かった。最後に迷ったというか、打ち切ったらカウンターにもならなかったのかなと思う。最後、シュートで終わらず、中途半端に終わるとああいうふうになる」

 反省ばかりが口をついたが、次は自身がプレーしているベルギーでベルギー代表との試合が待っている。「次はもうちょっと攻撃で自分の良さを出したい」。所属のゲントでは10月以降3得点を挙げており、調子は悪くない。一発に期待したい。

(取材・文 矢内由美子)
●2018W杯ロシア大会特集ページ

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