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“試合巧者”関東一高が東京3冠提げ2年連続全国へ、成立学園は1年前のリベンジならず

ゲキサカ / 2017年11月12日 16時41分

 1年前のリベンジとはならず、成立学園の宮内聡監督監督は「最後の最後に頑張れなかった。シュートブロックにいけなかったかな」と失点シーンを振り返った。宿敵とのタフな戦い。ボールを保持してもゴールはこじ開けられず、「どっちかが1点を取って決まる、こういう試合になると思っていた」と接戦をモノにできなかったことを悔やんだ。

 選手層の厚い関東一はメンバーを入れ替えながら、総力戦で2年連続の全国切符をつかんだ。この日はFW篠原友哉、村井、重田、小野、DF嶋林昂生と3年生5人を先発起用。小野監督は「今まで1、2年が主体だったチーム。感情的に3年が最後だからというつもりでは出していないが、今日は3年生がよくやってくれた」と、パフォーマンスを称えた。インターハイは全国ベスト8。東京3冠を提げ、91年の帝京高以来、26年ぶりとなる東京都代表の“日本一”に期待も懸かるが、指揮官は「まずはここ(駒沢)で開幕戦をやりたいです。東京のチームに育ててもらっているので見てもらいたい」と笑った。

(取材・文 佐藤亜希子)▼関連リンク
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