[MOM2309]佐賀東MF江頭弘太(3年)_全5試合でゴール!仲間と歴代主将に支えられ、目標の日本一へと向かう
ゲキサカ / 2017年11月12日 8時3分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権佐賀県予選決勝 佐賀東高 1-0 佐賀学園高 ベアスタ]
佐賀東高・蒲原晶昭監督の思惑どおり、決勝点を挙げたのは途中出場したキャプテンのMF江頭弘太(3年)だった。チーム戦術とはいえ、キャプテンなのに大事な決勝戦に先発できなかった悔しさもあっただろう。しかし、彼はしっかりと自分の役割を理解し、チームを全国へと導いた。
部員約150人のキャプテンだが謙虚に話す。
「チーム全体に自分は助けられて来ました。部員が多くてまとまらない時期もありましたが、仲間を信じることが勝利への近道だと話し合ったので、それを信じて走ったことが得点につながったと思います」
この試合のゴールで江頭は初戦の2回戦から決勝戦までの5試合すべてでゴールをマークした。キャプテンとしてだけではなく、点取り屋としてもチームを牽引する彼だが、準々決勝の佐賀北高戦ではPKを2回も外している。「自分を信じてパスを出してくれたみんながいたから点を取れたし勝てた」とこれまた謙虚に話した。
彼を支えたのはチームメートだけではない。彼の左腕に巻かれているキャプテンマークは蒲原監督が就任してから代々受け継がれて来たもの。その裏には歴代キャプテンの名前が並ぶ。そのなかには、現在サガン鳥栖のアカデミーコーチを務める従兄弟の名前もある。「佐賀北戦でPKを外した時、キャプテンマークにある従兄弟の名前を見て、やるぞ!という気持ちになれました」。これで勇気づけられたのか、その試合でも決勝ゴールを挙げた。
チームメート、そして歴代キャプテンに支えられた江頭が、入学時に蒲原監督から告げられた目標の日本一に向けて、第一関門を突破した。
(取材・文 荒木英喜)▼関連リンク
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