[関東]筑波大が13年ぶり15度目V!!東国大&明大のインカレ出場決定:第21節
ゲキサカ / 2017年11月13日 10時37分
第91回関東大学サッカーリーグ戦1部
第91回関東大学サッカーリーグ戦1部の第21節が11日に各地で行われた。筑波大が流通経済大を3-0で下し、最終節を残して2位以下と勝ち点4差に開いたために、13年ぶり15度目のリーグ制覇を達成。また揃って今節を落とした東京国際大と明治大だったが、他会場の結果により6位以上を確定させ、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)出場を決めている。
筑波大が13年ぶりの関東王者となった。勝ち点1差の2位・順天堂大との直接対決を最終節に残すなかで迎えた今節。FW中野誠也(4年=磐田U-18/磐田内定)の2発とMF戸嶋祥郎(4年=市立浦和高/新潟内定)のゴールで流通経済大に3-0の完封勝利。別会場で順大が東洋大と2-2で引き分けたため、勝ち点4差に開くことに成功し、優勝が決まった。
逆転優勝を狙う順大と、インカレ出場権へ望みをつなぎたい7位の東洋大。互いに勝つしかない一戦は2-2で痛恨のドロー。順大はFW旗手怜央(2年=静岡学園高)が2発の活躍をみせたが、あと一歩が及ばず。関東第2代表としてインカレへ挑むことになった。
4位・東京国際大は6位・法政大に0-2で敗戦。5位・明治大は桐蔭横浜大に1-2で敗れた。しかし、7位の東洋大が引き分けに終わったために、それぞれ6位以内が確定し、インカレ出場が決まった。
最終節を残し、勝ち点30に4位・法大と5位・東京国際大が並んでおり、勝ち点29の明治大が6位へつける状況。関東では5位以内に入れば、インカレのシード権を得ることができる。どこがつかむか。
終了間際のゴールで明大を下した桐蔭横浜大は、怒涛の5連勝で1部残留が決定。これにより、残留争いは駒澤大、日本体育大、慶應義塾大、専修大の4チームに絞られた。とはいえ得失点差で大きく優位に立つ駒澤大の1部残留は、ほぼ確実なことから三つ巴の様相だ。
今節では残留圏10位の専修大が最下位・日本体育大に0-2の敗戦。7連敗で勝ち点18に留まったために、最終節を前にして今季初の最下位へ転落した。直近3試合で最下位に沈んでいた日体大だが、今季初の2連勝で残留圏の10位へ浮上している。
11位の慶大は駒大を2-1で下し、3戦ぶりの白星獲得。降格圏脱出とはいかなかったものの、残留圏の10位・専大とは勝ち点20で並ぶ。最終節で笑うのは日体大、慶大、専大のうち、わずか1チーム。熱戦必至の最終節は18日に各地で同時刻開催される。
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