[関西]阪南大がインカレ出場へ王手!関学大&立命大は3連敗で厳しい状況…:後期第10節
ゲキサカ / 2017年11月13日 12時55分
第95回関西学生サッカーリーグ1部
第95回関西学生サッカーリーグ1部の後期第10節が11日に各地で行われた。阪南大は立命館大に4-0で快勝し、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)出場へ大きく近づいた。また大阪体育大は、すでに優勝を決めているびわこ成蹊スポーツ大に2-0の完封勝利。3位まで順位を上げている。
2位の阪南大は6位の立命館大に4-0の完封勝利。負傷から4戦ぶりに戻ってきた主将MF脇坂泰斗(4年=川崎F U-18/川崎F内定)が先制点を含む2得点の活躍をみせ、2戦ぶりの勝利に導いた。
今節でインカレ出場圏内の4位以内を確定させることはできなかった阪南大だが、15日に行われる第7節延期分・大阪体育大戦で引き分け以上、あるいは関西学院大、立命館大、大阪学院大が揃って引き分け以下だった場合に、冬の大学日本一決定戦出場が決まる。
大阪体育大はびわこ大に2-0で勝利し、2連勝。4位から3位へ順位を上げた。2試合未消化の状況で、1試合未消化の2位・阪南大とは勝ち点4差。15日の第7節延期分での直接対決を制し、自力での2位奪取の可能性を残せるか。前節で優勝を決めたびわこ大だが連勝は4で止まった。
3位・関西大は10位・京都産業大に0-1の敗戦で4位へ後退。冬の全国出場へ向けては、ラスト2試合を確実にものにしていきたい。勝利した京産大だが、数字上残されていたインカレ出場の可能性は消滅した。
桃山学院大は関西学院大に2-0の完封勝利。7位からインカレ出場を射程に入れる5位へ浮上。インカレ圏の4位・関大と勝ち点3差に詰めることに成功している。8位の大阪学院大は勝てば5位浮上の一戦で、最下位・大阪経済大と2-2のドロー。順位は変わらなかった。
今節で勝ち点3を逃した6位・関学大と7位・立命大、8位・大院大は、冬の全国出場へ向けて厳しい状況に追い込まれた。未消化分を含めて、それぞれ3試合を残しているとはいえ、インカレ圏内とは勝ち点5差。上位陣の取りこぼしを狙い、勝ち点3を上乗せていくしかない。
なお、2部との入れ替え戦圏を巡る争いも熾烈。6位から8位には勝ち点29で2試合未消化の関学大、立命大、大院大が並び、近畿大(1試合未消化)が同28で9位、入れ替え戦圏の10位には勝ち点27の京都産業大(1試合未消化)が沈む。近畿大と京産大は最終節で直接対決。最後まで目が離せない戦いが続く。
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