ブラジル戦の“低評価”に不満のハリル「私は驚いている」
ゲキサカ / 2017年11月14日 7時50分
苛立ちを隠さなかった。14日の国際親善試合・ベルギー戦(ブルージュ)を翌日に控えた公式会見。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は10日のブラジル戦(1-3)後にメディアから受けた“低評価”が気に入らなかったか、会見時間の大半を使って持論を展開した。
「この前の試合に関して、後半はブラジルが落としたから日本がプレーできたというふうに評価している人もいる」。そう切り出した指揮官は「私はその言葉に驚いている。私はブラジル戦後半の日本に誇りを感じている」と真っ向から反論した。
「その試合の前にブラジルの試合を12試合から15試合チェックしたが、この前の日本がつくったように多くの決定機をつくったチームはほとんどなかった。アルゼンチンもそこまでつくっていなかった」
前半だけで0-3と手も足も出ないまま折り返した後半は徐々に高い位置からのプレッシャーもハマり、良い時間帯もつくった。後半18分にCKからDF槙野智章が1点を返し、同43分にはFKからFW杉本健勇がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの反則を取られ、後半アディショナルタイムにも浅野の決定機があった。
「ブラジル戦の後半、我々のプレーが普通だったという評価をする人もいるかもしれないが、後半は得点を取り、取り消された得点もある。浅野の決定機もあった」。後半のブラジルは選手を次々と入れ替え、プレーも流し気味に見えたが、ハリルホジッチ監督はあくまで日本のパフォーマンスが改善された結果だと強調した。
「我々は偉業を成し遂げるチャンスがあった試合だと思う」と試合後の記者会見での言葉を繰り返し、「後半のパフォーマンスを過小評価している人がいたとしても、戦術的にもメンタル的にも、プレーのクオリティーの部分で満足できるものがあった。不運なことにそれを得点につなげられなかった」と力説した。
(取材・文 西山紘平)
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