[MOM488]慶應義塾大FWピーダーセン世穏(2年)_天は二物を“与える”
ゲキサカ / 2017年11月14日 23時58分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 関東大学1部L第21節 駒澤大1-2慶應義塾大 たつのこ]
慶應義塾大が駒澤大に2-1で勝利。3試合ぶりの勝ち点3で、1部残留の可能性を残した。前半17分に先制点に繋がるPKを獲得。同41分にはCKを頭で合わせて今季初ゴールを記録したFWピーダーセン世穏(よおん、2年=FCトリプレッタY)は「ゴールはイメージ通り。先週からセットプレーはち密に練習してきたので、ハマったという感じです」と充実の表情で振り返った。
この日は試合前に「やらかしていた」。11時30分キックオフの試合だったが、スタジアムに到着したのは10時30分過ぎ。遅刻だった。「チームに迷惑をかけた。監督には、1点取ったらチャラにしてやるよと言われていた」。前日にスタメンは言い渡されており、“制裁”を受けることはなかったが、「逆に緊張感が吹っ飛んだ」。自らのプレーで信頼を取り戻した。
デンマーク人の父、日本人の母を持つピーダーセンは、小学校から慶應一筋。3兄弟の次男で、全員が「慶應ボーイ」。兄は現在、東京大学大学院で勉学に励んでいるという。容姿端麗。街を歩けば、モデルにスカウトされること数知れず。サッカーも上手いとあっては、「天は二物を与えず」ということわざは、彼の前では当てはまらない。
様々な分野で将来を嘱望されるが、夢はサッカー選手になること。まずは幼いころから続けてきたサッカーを納得いくまで続けたいと考えている。
慶應は残り1試合となったリーグ戦で降格圏の11位に沈む崖っぷち。ただ残留圏の10位日本体育大とは同勝ち点で、残留の可能性はまだ残っている。そのためには18日の最終節で行う流通経済大戦は、絶対に勝たないといけない一戦になる。
後期も不調でチームの雰囲気はピリピリしていたというが、今月4日に明治大に0-1で敗れたことで吹っ切れ、チームが逆に明るくなったという。「ここまで来たら相手は関係ない」。自他ともに大舞台に強いと認めるイケメンストライカーが、慶大ソッカー部の歴史を繋ぐ。
(取材・文 児玉幸洋)●第91回関東大学1部L特集
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