“麻也の相棒争い”で一歩リードした槙野「自分の良さを出せた2試合だった」
ゲキサカ / 2017年11月15日 12時11分
[11.14 国際親善試合 日本0-1ベルギー ブルージュ]
前からハメる守備で的確なコーチングをし、ボールにはタイトに行き、ゴール前では身体を張った。カウンターへの対応も良かった。CKからゴールを決めた10日のブラジル戦(1-3)に続いてセンターバックとしてフル出場し、FIFAランキング5位の強豪・ベルギーを相手に大奮闘。2試合とも敗れはしたが、日本代表DF槙野智章(浦和)にとって今回の欧州遠征は“吉田麻也の相棒争い”で一歩リードする2試合となった。
「ブラジル戦で出た課題を、練習やピッチ外でもみんなで話し合いながらうまく修正できた。前から行くところのスイッチと、ブロックを敷くところ。全員の意思統一をすることができたのが良かった」。ベルギー戦を振り返り、チームとしての手応えをにじませた。
個人としてもある程度の満足感をつかんだ。後半21分、ベルギーのDFトーマス・ムニエがFWロメル・ルカクを狙ってロングボールを蹴ったところ、飛び込んだDF吉田麻也とうまく体を入れ替えたルカクがペナルティーエリア手前でボールをおさめ、左足でミドルシュート。しかし、ここもカバーに入った槙野が体を張ってブロックした。
後半27分にルカクに決められた決勝点の場面については反省もあるが、「1人に対して2、3人が囲んで取れなかったのがすべてだと思う。でも、90分を通してチーム全体の守備は非常に良かったと思う」と言う。ラインを高く保ちながら、ルカクをペナルティーエリアに入れなように心がけ、その狙いを遂行できたという自負もある。
「今回の2試合、僕の仕事はブラジル戦ならジェズスやネイマール、ベルギー戦ならルカクを抑えることだった。自分の良さを出せた2試合だった」と胸を張った槙野。持てるポテンシャルを発揮してきた感のある30歳のDFは、ロシアW杯でレギュラーを張るためにも、「次はACLでアジアNo.1になりたい」と言い切った。
(取材・文 矢内由美子)
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