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日本vsベルギー 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年11月15日 12時42分

─守備に関して選手の中で話し合いがあったようだが、いい変化はあったか。
「戦術のところはみんなでしっかりトレーニングした。そして、我々が与えたアドバイスがしっかり選手に守られた。中をどのように切るのか、外をどのように消すのか、すべて説明した。そして選手にも『みんなで話し合ってくれ』という話をした。1人に突破されたらだれがそのポジションに入るのか、さらにズレたらだれが入るのかというところまでお互い突き詰めた。毎試合、攻撃の役割も守備の役割も完璧に把握して選手が入ってくれるのは変わりない。個人の説明、組織の説明をして、選手たちは自分の役割を完璧に把握して試合に臨んでくれた。ただ、1人があんなに3人も4人も突破してくるというのは予想していなかった。ただ、今日はハイプレス、ロープレスを使い分けた。フィジカル的にトップでない選手もいた。このようなリズムに付いていけるように、何人かはもう少し準備して入っていかないといけない。守備で満足せず、攻撃にも行かないといけない。そうしたところもしっかり伸ばしていきたい」

─W杯まで時間がないが、どうチームを完成させていくのか。
「各個人個人に話しているが、W杯本大会に向けての準備ではクラブが大事だ。次は3月に合宿があるが、まずはフィジカルを上げて合宿に入ってほしい。フィジカルコンディションがもうちょっと上がれば、攻撃でも守備でもより良い戦術が使える。特に国内組。12月にE-1選手権があるが、そこでしっかり準備してほしい。この12月の中で国内組からA代表に入るのかどうかという決断がなされると思う。ただ、本当のトレーニングは本大会前の3週間で突き詰めていく。その3週間でテクニック、タクティクス、フィジカル、メンタルのすべてを上げていく。それから3試合を戦わないといけない。もしかしたら、もうちょっとやらないといけないことがあるかもしれない。6月で準備が始まるわけではない。今日から6月まで、全部が合宿みたいなものだ。それをすべて自分たちのクラブでやってほしい。自分のパフォーマンスを上げてほしい。代表候補の選手には毎日、コンタクトを続けていきたいと思う」

─長澤を先発で起用したが、評価は。
「初めての試合にしては本当に良かったと思っている。たくさん走ったし、守備もたくさんしてくれた。あとは攻撃面でもっと顔を出してほしいと思うが、国内組の全員に言えることだが、リズムになかなか付いていけない。もしかしたら(山口)蛍だけがフィジカル的な能力が少し高いのかなと思う。こういった試合のリズムに十分付いていけるのは蛍だ。他の選手はまだまだだ。ただ、長澤はテストをした。このような簡単ではない相手に対してどのようなプレーを見せるか。私は満足している」

(取材・文 西山紘平)
●2018W杯ロシア大会特集ページ

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