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[関西]大体大が阪南大に3発勝利、今節でのインカレ出場決定を阻止!:第7節延期分

ゲキサカ / 2017年11月18日 17時56分

接戦の今シーズン、両者の意地と意地が激しくぶつかり合う

第95回関西学生サッカーリーグ1部

 第95回関西学生サッカーリーグ1部の後期第7節延期分が15日に各地で行われた。本来は10月29日に開催予定だったが台風の影響により中止となり、最終節を前に実施された。3位につける大阪体育大が2位の阪南大に3-1で勝利。自力での2位浮上を射程に捉えたうえ、今節での阪南大の全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)出場決定を阻止した。

 大阪体育大は阪南大を3-1で撃破し、3連勝を飾った。開始9分にDF太田賢吾(4年=川崎F U-18)が先制点。後半開始直後に1点を返されたが、後半24分と同37分にPKを獲得。それぞれMF森永佑(3年=帝京大可児高)とFW大田賢生(3年=星稜高)が決めて勝利した。

 勝ち点3を上乗せると、消化試合数が1試合多い阪南大と勝ち点1差に詰めることに成功。2試合を残して自力での2位フィニッシュへ可能性をつなぎ、インカレ出場へ大きく近づく白星となった。

 一方、阪南大(勝ち点38)は引き分け以上でインカレ出場の決まる状況だったが、痛恨の今季最多3失点敗戦。最終節・びわこ大戦に勝てば、無条件でインカレ出場が決まるが、引き分け以下だった場合には、2試合を残す関西大(勝ち点34)の結果に委ねられることになる。

 互いに痛いドローとなったのが立命館大と京都産業大の一戦。後半アディショナルタイム6分に追いつき、2-2とした京産大は暫定で9位へ浮上。しかし、入れ替え戦圏の争いをしている身としては、勝ち点3が欲しかった。

 また土壇場で勝利を逃した7位・立命大は、連敗を4で止めたもののインカレ出場は大きく遠のいた。4位とは勝ち点4差。2試合未消化という立場とはいえ、桃山学院大、関西大、関西学院大の3校の取りこぼしを待つしかない状況だ。

 関西学院大は大阪学院大に4-0で快勝。実に5戦ぶりの勝利を手に入れた。6位と順位は変わらないものの、全国出場へ望みはつないだ。残り2試合で勝ち点を重ねながら、上位陣の取りこぼしを待つ。

 7戦ぶりの黒星を喫した大院大(勝ち点29)は、数字上はインカレ出場の可能性が残ったものの、極めて苦しい状況。入れ替え戦圏の9位とは、わずか勝ち点1差でもあり、残り2試合で勝ち点を積み上げ、なんとか逃げ切りたい。

 桃山学院大は姫路獨協大に8-1で完勝し、インカレ圏の4位へ浮上した。とはいえ、真後ろには2試合未消化のチームが控えている。インカレ圏外5位の関西大とは勝ち点34で並ばれており、その後ろには勝ち点32で関学大が位置する。最終節で勝利した場合も、他チームの残り試合の動向次第では全国切符が手からこぼれる可能性がある。

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