「平常でやり続けた」一条が2度のビハインドを跳ね返す!PK戦を制して連覇達成:奈良
ゲキサカ / 2017年11月18日 21時44分
延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられることになったが、一条は落ち着いたキックで5人全員が成功。対する奈良育英も4人まではキックを成功させたが、5人目のキックはGK古川裕斗(3年)がストップ。この結果、一条がPK5-4で勝利し、2年連続での選手権出場を手にした。
一条の前田監督は「綺麗にパスが繋がれば、10秒で点が獲れる日頃から伝えているけど、その10秒を作り出すために、『次はあるかも』と信じられるかどうかが大事。焦ったり、もうアカンと思ったら失敗するけど、平常でやり続けた所が彼らの凄い所」と最後まで諦めずに戦った選手を称えた。
優勝までの道のりも、この日の試合展開同様、決してスタートは良くなかった。初戦となった2回戦の東大寺戦で、主将のDF生成光(3年)が右ひざの前十字靭帯を痛め、戦線離脱。「生成がいないとチームに穴が開く」と山原が評するほど絶対的な存在を欠き、苦戦も予想された。だが、残された選手や代役の選手が穴埋め以上の活躍を見せ、準決勝までの4試合で16得点1失点という圧倒的な数字を残した。
特に目を惹いたのは、守備陣の活躍だ。生成が「DFは堅いし、得点も獲る。準決勝で奥井瑞樹(3年)が決めた時は嬉しさもあったけど、悔しさとか焦りもあった。復帰しても簡単にはスタメンには戻れないと思った」と口にするように守備陣が攻守で大暴れし、連覇に貢献。この日も2失点したが、要所を防ぐ粘り強い守りが印象だった。今後はより守備の精度を上げることで、昨年度果たした同校史上最高のベスト16超えを目指す。
(取材・文 森田将義)●【特設】高校選手権2017
★日テレジータスで「高校選手権」地区大会決勝を全試合放送!11/20(月)14時~運命の「抽選会」を生中継!
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
苦しむ青森山田、8強で散った夏 生命線の堅守に綻び、高校選手権V2へ試される名門の真価
THE ANSWER / 2024年8月2日 15時11分
-
真夏の全国を彩った鮮やかな快進撃!「個を育てる」福岡U-18が見る者に残した強烈なインパクト
ゲキサカ / 2024年7月31日 12時0分
-
後半ATの劇的同点弾から9人目までもつれ込むPK戦で粘り勝ち!「群馬ラウンドの代表」川崎F U-18は確かな実力者・福岡U-18を撃破して初の決勝進出!
ゲキサカ / 2024年7月30日 20時11分
-
1人1人の個性を束ねて戦うチーム力への絶対的な信頼感。仙台育英は共愛学園を2戦連続の“ウノゼロ”で振り切って神村学園との決戦に挑む!
ゲキサカ / 2024年7月29日 12時13分
-
今と向き合うことで見据えるのは「今じゃない」これからへの進化と成長。名古屋U-18は神村学園との打ち合いを4-2で制す!
ゲキサカ / 2024年7月14日 18時5分
ランキング
-
1体操・岡慎之助、3つ目メダルにネット沸騰「ビタ着の慎之助 まあ、美しい!」、「まるでシンデレラボーイ」の声
スポーツ報知 / 2024年8月5日 19時53分
-
2岡慎之助、平行棒で銅メダル!日本勢の夏冬五輪通算600個目 「日本の宝」が今大会3個目
スポーツ報知 / 2024年8月5日 19時21分
-
3五輪史上空前の100m決勝から日本のアニメが全世界に発信 日本人感激「天国の鳥山明先生もニッコリ」
THE ANSWER / 2024年8月5日 15時3分
-
4岡慎之助、鉄棒でも金「奇跡ですね」「サイコー!」日本男子52年ぶり体操3冠 団体&個人総合&鉄棒V 1大会メダル4個
スポーツ報知 / 2024年8月5日 21時23分
-
5柔道混合団体 “代表戦ガチャ”にSNS「忖度ルーレット」「ズルーレット」不満収まらず 一二三の判定には「柔道じゃなくてJUDOレスリング」
iza(イザ!) / 2024年8月5日 15時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください