一度は追いつかれるも、逃げ切った東京Vがクラブ史上初のPO進出!!徳島は土壇場で逃す
ゲキサカ / 2017年11月20日 11時13分
[11.19 J2第42節 東京V2-1徳島 味スタ]
J2の最終節にあたる第42節が19日に各地で同時刻開催された。互いにJ1昇格プレーオフ圏内に位置するともに勝ち点67の6位・東京ヴェルディと5位・徳島ヴォルティスの一戦は、東京Vが2-1で勝利。5位で終えるとクラブ史上初のJ1昇格PO行きを決めた。敗れた徳島は他会場で勝ち点65の千葉が勝利したため、7位へ転落。土壇場でPO行きを逃した。
東京Vは前節から先発を3人変更。主将のDF井林章が累積警告による出場停止。DF田村直也が3バックの右へ入った。また中盤ではMF井上潮音が第5節以来となる先発復帰。前線では前節・京都戦で決勝点を挙げたFWアラン・ピニェイロが2戦ぶりに先発した。
対する徳島は前節・大分戦から先発は1人を変更。直近3試合で先発のFW山崎凌吾がベンチスタートとなり、DF内田裕斗が2戦ぶりに先発した。
互いに勝てばJ1昇格PO行きが決まる一戦。前半19分、徳島に決定機。DF馬渡和彰が右サイドからドリブルで駆け上がり、中央へ折り返す。受けたFW渡大生がドリブルで前進しようとしたところで倒され、FKを獲得した。PA手前正面からMF岩尾憲の入れたボールは枠を捉えたがGK柴崎貴広に弾かれる。ここで得た右CKを岩尾が入れ、ファーのDFキム・ジョンピルが頭で叩くも枠外。
対する東京Vは堅守からのカウンターで立て続けにチャンスメイク。前半24分には左サイドへ抜け出たMF安西幸輝が一気に加速。馬渡に倒されてFKを得る。FW梶川諒太のFKからFWドウグラス・ヴィエイラのバックヘッドはGK長谷川徹の好セーブに弾かれた。
それでも前半30分、最終ラインのDF畠中槙之輔の正確なロングパスから安西が左サイドへ抜け、ドウグラスへつなぐ。PA手前左で倒され、FKを獲得。MF安在和樹が左足で入れたボールをファーサイドのDF平智広がしっかり叩く。ヘディングシュートが決まり、東京Vが先制に成功した。1点を追う徳島は前半38分に早くもカードを切る。MF前川大河に代わり、山崎を投入。前半はそのまま終了した。
東京Vが1-0とリードし、45分を終えた。この時点で他会場では、8位の千葉(勝ち点65)が横浜FCと1-1、7位の松本(勝ち点66)が京都と0-1。このままいけば、負けているとはいえ、徳島(勝ち点67)もPO圏を維持できる状況となっていた。
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