昌平FW森田が鮮やかV弾!埼玉予選途中から先発の2年生が決勝で舞う
ゲキサカ / 2017年11月20日 8時9分
[11.19 選手権埼玉県予選決勝 昌平高 2-1 浦和西高 埼玉]
昌平高は1-0で迎えた後半30分に痛恨の失点。だが、そのわずか1分後に2年生FWが鮮やかな決勝ゴールを決め、12,809人が来場した埼玉スタジアムのスタンドを沸かせた。
FW森田翔(2年)が相手中盤の脇を突くドリブルで攻め上がると、FW佐相壱明(3年)とのパス交換でPAへ抜け出す。「(DFが)来たんで左にちょっと」ズラしたという森田は、DFのタックルを華麗にかわすと、そのまま左足シュートをゴール右隅にねじ込んだ。
試合終盤の失点によって、流れが変わってもおかしくない状況だった。その中で決めたテクニカルな一撃。これには藤島崇之監督も試合後、報道陣の取材で真っ先に触れ、「技術の部分でしっかりと今までやってきたことが出せたゴールだったと思います」と賞賛していた。
昌平のアタッカー陣は大宮内定の佐相や関東屈指のMF山下勇希(3年)、10番のMF渋屋航平(2年)らタレントぞろい。その中で森田が先発起用されたのは、今大会の準々決勝・埼玉栄高戦からだ。
「(埼玉)栄戦から自分にチャンスが来て栄戦では結果を残せなかったんですけれども、(準決勝の)武南戦でもチャンスが来たので『やるしかない』と思ってやっていました」という準決勝・武南戦で2ゴール。結果を残さなければ、ポジションを取って代わられる危機感の中で、なるべくゴールに近い位置でプレーすることを心がけていたという。そのFWは、「『決めて来い』と言われている」期待に応えるゴールを決め、ヒーローになった。
憧れはベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ)。「両足蹴れて、キックの精度高くて中盤でボールを失わないので意識しています」というアタッカーは選手権で3年生たちのためにも躍動し、再び埼玉スタジアムで活躍することを目標に掲げた。「もう1回戻ってきて必ず優勝したいです」。チームのために結果を出し続けて、再び埼スタで舞う。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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