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4戦連続先発の乾が先制OG誘発…蘇ったエイバル、今季最多5得点でベティスに圧勝

ゲキサカ / 2017年11月21日 6時53分

先制点を演出したエイバルMF乾貴士

[11.20 リーガ・エスパニョーラ第12節 エイバル5-0ベティス]

 リーガ・エスパニョーラ第12節4日目が20日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルがベティスをホームに迎え、5-0の完封勝利を収めて8試合ぶりの白星を獲得した。4試合連続で先発出場を果たした乾はフル出場を果たしている。

 第4節レガネス戦(○1-0)以降、7試合白星から遠ざかっているエイバルは中断期間明けの試合でシステムを4-4-2に戻し、乾を左サイドハーフに配置。そして、試合開始早々の前半6分にスコアを動かしたのは、そのエイバルだった。DFダビド・フンカのパスを受けた乾が巧みなタッチで相手をかわし、右足でゴール前に送った鋭いボールにFWセルジ・エンリクが反応すると、クリアを試みたDFジョルディ・アマトのオウンゴールを誘ってスコアを1-0とした。

 さらに同12分にFKの好機を得ると、キッカーを務めた乾が流したボールをDFアナイツ・アルビージャが右足で強振。PA外から放たれたシュートがゴールマウスを捉えたものの、GKアントニオ・アダンに阻まれてしまった。だが同30分、左サイドで乾からボールを受けたフンカが送ったピンポイントクロスを、ゴール前でフリーになったMFゴンザロ・エスカランテがヘディングで叩き込み、エイバルがリードを2点差に広げる。

 2-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、同10分に乾が送った浮き球のパスからPA内に走り込んだFWシャルレスがDFアイサ・マンディのファウルを誘い、エイバルがPKを獲得。さらに、このプレーでマンディが一発退場となって数的優位に立つと、キッカーを務めたシャルレスがきっちりとPKを沈めてリードは3点差となった。

 今季初の3得点を記録して勢いに乗るエイバルは後半15分、ドリブルで運んだ乾がPA外から右足シュートを放つがアダンに弾き出されてしまう。しかし同26分、右サイドを駆け上がったMFイバン・アレホの折り返しをS・エンリクがスルーすると、後方のシャルレスが蹴り込んで4点目。さらに同35分にDFアンデル・カパのラストパスをS・エンリクが蹴り込み、5-0で大勝した。
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