「この先、自分がどうなっていくのか…」右SBで奮闘した浦和DF遠藤
ゲキサカ / 2017年11月26日 4時3分
[11.25 ACL決勝第2戦 浦和1-0アルヒラル 埼スタ]
90分間戦い抜いた。右SBの位置で先発出場を果たした浦和レッズDF遠藤航はボールを受ければ鋭い縦パスで攻撃をスピードアップさせ、守備に回れば激しい寄せで相手から自由を奪い取って完封勝利に、そしてACL制覇に貢献した。
9月9日の柏戦で4バックを採用した浦和は、その後は4-1-4-1が基本システムに。この日のアルヒラル戦ではMF柏木陽介とMF青木拓矢をボランチに並べた4-2-3-1で臨んだが、遠藤はここ数試合と変わらぬ右SBにポジションをとった。攻撃面では「ボールを奪った後は相手のアンカーの両脇が空いているイメージがあったので、そこからチャンスメイクできたと思う」と振り返ったように、果敢に縦パスを打ち込んで好機を生み出す。
そして、「SBでの試合数は多くないけど、それぞれのポジションで『何ができるか』『どういうプレーをした方がいいのか』ということを考える能力はあると思う」と自己分析するように、状況に応じて細かくポジショニングを変えながら本職の守備でも自サイドにフタをした。
昨季の浦和加入以降は3バックの一角として主にプレーし、日本代表ではボランチに入ることが多い。そして、右SBとしてACL制覇を経験したことで、「SBで結果を残せたのは個人的にも良かったと思う」と充実感を滲ませる。だが、一方で「最近は自分もポジションがどこか分からなくなってきている」とおどけながら、「この先、自分がどうなっていくのかは、いろいろ考えるところでもある」と語ったように、ユーティリティーな能力を有しているからこその悩みもあるようだ。
「今シーズンの最大の目標だった」ACL制覇を成し遂げ、来月にはUAEで行われるクラブW杯にアジア王者として乗り込む。「すんなり負けて帰ってきてしまうのはもったいないので良い準備をして臨みたいし、自分たちがどういうサッカーをするか、その経験をどう生かすかが大事になってくる」と浦和の“右の翼”として、次は世界を相手にした戦いに挑む。
(取材・文 折戸岳彦)●ACL2017特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
進化する静岡学園が残留争いに完勝、米子北はショックの大きい敗戦
ゲキサカ / 2024年9月15日 10時59分
-
日本代表OBが絶賛…最終予選“躍動”で「定位置確保の可能性」 森保Jの16選手採点
FOOTBALL ZONE / 2024年9月11日 11時50分
-
森保J、W杯最終予選バーレーン戦予想先発 タイプ異なる両翼…中央に久保×三笘コンビ?
FOOTBALL ZONE / 2024年9月10日 6時30分
-
ターンオーバーは敷かない可能性も? 森保ジャパン、バーレーン戦スタメン入れ替えの可能性を検証【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月9日 7時20分
ランキング
-
1「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
2マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
3大谷「60-60」に現実味! 残り9試合で投壊ロッキーズと6試合、《可能性はある》と指揮官
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月21日 9時26分
-
4大谷翔平がLA地元紙をジャック「51-51!」 デカデカと一面占拠…記念Tシャツも発売
Full-Count / 2024年9月21日 7時8分
-
5美人妻も大谷に大興奮「私の親友は史上最高」 偉業に同僚夫“そっちのけ”「信じられないわ」
Full-Count / 2024年9月21日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください