鹿島の連覇決定はお預け…柏とドローで最速Vは29日に
ゲキサカ / 2017年11月26日 17時15分
[11.26 J1第33節 鹿島0-0柏 カシマ]
J1第33節が26日、各地で行われ、鹿島アントラーズはホームで柏レイソルと0-0で引き分けた。勝てば2年連続9回目のリーグ優勝が決まる鹿島だったが、連覇決定はお預け。29日に行われる浦和対川崎F(埼玉)の試合で川崎Fが引き分け以下に終われば、その時点で鹿島の優勝が決まるが、川崎Fが勝てば、優勝争いの行方は最終節までもつれ込むことになる。
勝てば連覇の決まる鹿島は前節の浦和戦(1-0)から先発に変更なし。ACL出場圏の3位C大阪と勝ち点2差の4位につける柏は前節の磐田戦(1-0)から先発2人を入れ替えた。MFキム・ボギョンが出場停止で、FWハモン・ロペスも12試合ぶりのベンチスタート。MF栗澤僚一とFWディエゴ・オリヴェイラが2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]
優勝、あるいはACL出場権と、目指すところは違えど互いに負けられない一戦。アウェーの柏も積極的な入りを見せ、鋭いカウンターで鹿島ゴールに迫った。前半7分、左サイドをドリブルで駆け上がったFWクリスティアーノがスピードを生かしてDF植田直通を振り切り、ゴール前にクロス。これはDF山本脩斗が間一髪のところでクリアした。このプレーで獲得した左CK。クリスティアーノの鋭いキックにニアのDF中山雄太が飛び込んだが、わずかに届かなかった。
鹿島も徐々に押し返すが、試合は膠着状態に。鹿島は前半18分、山本の横パスからMF遠藤康が左足でミドルシュートを放つが、枠外。同29分にはPA内左でキープしたFW土居聖真が落としたボールをMFレアンドロが右足で狙ったが、GK中村航輔のファインセーブに阻まれた。前半35分、遠藤の強烈な左足ミドルも中村がセーブ。前半は互いに見せ場少なく、スコアレスで折り返した。
後半に入ると、一気に鹿島が攻勢に出る。後半11分、セカンドボールを拾ったMFレオ・シルバがPA手前中央から右足でミドルシュート。しかし、これも中村が右手1本で弾き出す。同13分にはセットプレーのこぼれ球を拾った山本がロングフィード。PA内左の遠藤が左足ダイレクトボレーで合わせたが、またしても中村のビッグセーブに阻まれた。同14分、レオ・シルバの右CKからDF昌子源が放ったヘディングシュートもクロスバーを直撃した。
劣勢の柏は後半21分、MF中川寛斗に代えてFW武富孝介を投入するが、鹿島の流れは変わらない。同22分にはレアンドロが圧巻の個人技を披露。PA内でボールをキープし、3人の間を強引にこじ開けると、鋭い切り返しで2人をかわし、左足を振り抜いた。しかし、これも至近距離で中村がセーブ。一方的に攻め立てながら1点が遠かった。
鹿島は後半32分に最初の交代カードを切り、土居に代えてFWペドロ・ジュニオールをピッチに送り込む。同40分には遠藤に代えてDF伊東幸敏を投入。1点を目指して攻め込んだが、最後まで柏ゴールをこじ開けることができず、0-0のスコアレスドローで優勝決定も持ち越しとなった。
(取材・文 西山紘平)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第33節1日目 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鹿島がJ1優勝争い佳境に痛いドロー…柏は残留へ最低限の1ポイント獲得
ゲキサカ / 2024年9月21日 20時2分
-
渡邉りょう&中村駿が移籍後初弾の18位磐田、16位柏に快勝して残留圏に肉薄!!
ゲキサカ / 2024年9月14日 21時1分
-
FC東京が待望2か月ぶり勝利で“新国立・無敗神話”継続! 名古屋は今季公式戦最多4失点で屈す
ゲキサカ / 2024年9月14日 20時59分
-
東京Vが打ち合い制して今季3度目2連勝! 木村&山見の2発から翁長が決勝点、柏は細谷ら2点追撃も連敗喫す
ゲキサカ / 2024年8月31日 23時34分
-
山見大登がキレッキレ躍動2発! 東京Vが4戦ぶり勝利! 上位争う鹿島は鈴木優磨の終盤PK弾も痛恨黒星
ゲキサカ / 2024年8月25日 20時5分
ランキング
-
1スケボー白井空良、Xゲームズ初優勝「夢の舞台で金を取れうれしい」…日本勢が表彰台独占
読売新聞 / 2024年9月22日 19時49分
-
2鷹が11得点大勝で「M1」 大阪移動で日ハムの結果待ち…V決定でも異例の“胴上げなし”
Full-Count / 2024年9月22日 16時33分
-
352-53大谷翔平、115年ぶり偉業が濃厚 日本は明治時代、2つの「2位」で近づく歴史的記録とは
THE ANSWER / 2024年9月22日 19時3分
-
414勝の今永でも及ばぬ…日本人右腕の「4.7」 先駆者が過ごした“衝撃の1年目”
Full-Count / 2024年9月22日 19時33分
-
5イチロー氏が松井秀喜氏を語る 参戦決断に「痺れました」再会するなら「やっぱりユニフォームを着て」【独占インタビュー】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください